先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第333号
一目均衡表再入門13 時間論1 概要
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第332号
一目均衡表再入門12
三役売買 検証編4 日経平均(CFD)
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
一目均衡表再入門12 三役売買 検証編4 日経平均(CFD)
をご紹介いたします。
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【一目均衡表チャート 提供業者さん一覧】
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(細田レポートを読むにはFOREX Traderの口座開設が必要(無料))
■一目均衡表って何だっけ?
一目均衡表は、
一目山人(本名:細田悟一氏 1898年-1982年)が
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1935年(昭和十年)※ に
都新聞(現在の東京新聞)で発表したテクニカル分析体系で、
その名は、相場の趨勢・バランスが 「一目で」 わかる
ということに由来すると言われています。
※日本語版wikipediaには、1936年と書いてありますが、
原著『一目均衡表』の前書きに、「昭和十年都新聞紙上に、
「新東転換線」と称して発表したものであります」
とあるので、1935年(昭和十年)で間違いありません。
英語圏では、そのまま「Ichimoku Kinko Hyo」、
或いは「A Glance at an Equilibrium Chart」などと呼ばれています。
「Ichimoku Kinko Hyo」 - Google 検索
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一目均衡表は、
・時間論、
・波動論、
・値幅観測論
を三大骨子とし、
それらを三位一体として総合的に分析するのが肝要とされています。
「均衡表が持つさまざまな力関係
(転換線、基準線、遅行スパン、先行スパン1・2の意味合い、
時間関係、
価格の変動、
波動構成、
相場全体と個別の関わりなど)
を探求し、最終的にこれを総合化して
まず「相場の現在性」(相場が現在持っている力)を
知りなさい、と説いておられる。」
『一目均衡表の研究』より
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「一目山人翁のいう「株価の現在性を知る」とは、
現在の株価(価格)それ自身が持っている力(現在性)を知る
ということです。
これは、簡単にいえば、
売り方と買い方のいずれが勝ち、
または負けているかを知るということであり、
実はこれを知りさえすれば
ほぼ十分であるとさえいえるのです。」
『一目均衡表の研究』より
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■はいはい、で、三役って何だっけ??
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●以下の三つの条件が揃ったら、「三役好転」
・転換線が基準線を上抜く
・遅行スパンが実線(日々線、ローソク足)を上抜く
・実線(日々線、ローソク足)が雲を上抜く
※それぞれを「好転」といいます。
●以下の三つの条件が揃ったら、「三役逆転」
・転換線が基準線を下抜く
・遅行スパンが実線(日々線、ローソク足)を下抜く
・実線(日々線、ローソク足)が雲を下抜く
※それぞれを「逆転」といいます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fxxp0133.jpg
■はいはい、で、三役好転で買い、三役逆転で売ればええのんか?
単純な一般論を言えば、
三役好転・・・買いサイン
三役逆転・・・売りサイン
ということになっています。
しかし、また後ほどご説明する「時間論」が、
売買に深く関わってきますので、
三役の好転・逆転のみで単純に売買するということは、
一目均衡表では本来認められない、
「邪道」ということになるようです。
■はいはい、で、これで儲かるのか?結論だけ教えて!
邪道ではありますが、
単純に三役好転、逆転だけで売買して儲かるのか?
今回は、日経平均(現物ベース)日足相場を検証してみました。
《売買ルール》
日足終値で三役好転確定
→翌日始値で買い
基準線・転換線の逆転確定で
翌日始値にてクローズ
日足終値で三役逆転確定
→翌日始値で売り
基準線・転換線の好転確定で
翌日始値にてクローズ
検証結果
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トータルの収支
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26戦 7勝 19敗 勝率27%
トータルでは -32円のマイナス!!!
(日経平均CFD(DMM.com証券)で1ロット取引の場合、320円の損失!)
《コメント》
為替に引き続き、
日経平均でも非常に面白い結果となりました。
勝率については、例によって、
7勝19敗と、大きく負け越しています。
はっきり申し上げますと、
ボロ負けです。
普通ならボコボコにやられて再起不能なレベルです。
しかし、トータルの損益では32円のマイナスと、
わずかな損失にとどまりました。
日経平均CFD(DMM.com証券)で1ロット単位で売買していた場合は、
320円の損失です。(笑)
2010年から丸3年以上コツコツ売買して、
320円の損失です。
アホらしいというか、時間の無駄と言えばそうかもしれませんが、
これだけの勝率ボロ負けで、
しかも東日本大震災後の大荒れ狂乱相場を乗り切って
320円の損失で済んでいるというのが
非常に興味をそそられます。
やはり、大きな可能性を秘めていると思えます。
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さて、結論を申し上げますと、
単純に、最終損益がマイナスなので、
エッジ(優位性)のある戦略とは言えない、
という結論になるかと思います。
しかし、チャートを見るとわかりますが、
エントリーは良いところで売買できているのです。
エグジット戦略が問題があるように思えます。
今回は検証実験における仮の戦略として
単純に基準線・転換線の好転逆転でクローズとしましたが、
・実線が雲を逆サイドに抜けた場合も強制クローズ
・トレイリングストップを利用する、
・パラボリックを利用する、
・ADXを利用してトレンドの弱い場合をフィルタして除外するなど、
もっと効率の良い戦略(特にクローズの方)もあるのではないかと思います。
※メルマガバックナンバー
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また、日足だけではなく、
週足、4時間足、1時間足、5分足ではどうなるのか等、
調べてみると結構楽しいです。
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以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
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【1】 ぱっと見テクニカル
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【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
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多数のテクニカル指標を利用可能。
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■ 次回予告
次回は、
一目均衡表再入門 13 時間論!
をご紹介いたします。
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