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FX・株のテクニカル分析入門 第292号

Bollinger Bands再入門 18 バンド・ウォーク 後編

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


   

FX・株のテクニカル分析入門 第291号

Bollinger Bands再入門 17

バンド・ウォーク 前編 概要


   
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こんばんは。FXTECです。
 
いつもご愛読ありがとうございます。
 
感謝します。
 
 
 
 
 
さて、本日は、
 
Bollinger Bands再入門 17 バンド・ウォーク 前編 概要
 
をご紹介します。
 
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0293.jpg


fximgb0293.jpg

 
 
 
 
■Bollinger Bands ボリンジャーバンドって何だっけ?
 
 
ボリンジャーバンド Bollinger Bands とは、
 
1980年代に米国のテクニカルアナリスト、
 
John Bollinger(1950~)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/John%20Bollinger.jpg
 
によって考案されたテクニカル分析で、
 
移動平均と、
 
移動平均を元に計算した標準偏差σ(シグマ)を
 
移動平均に加算、減算した値(±1σ、2σ、...)で求められます。
 
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
 
 
※標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html
 
 
このメルマガでは、
 
『ボリンジャーバンド入門』ジョン・ボリンジャー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
を参照しながら、ボリンジャーバンドの奥深い世界を
 
見ていこうと思います。
 
 
 
 
 
■概略(このメルマガでご紹介予定の章)
 
第一部 序論
 
・基本哲学
・原材料
・時間枠
 
第二部
 
・歴史
・構造
・Bollinger Bandsの指標
・統計
 
第三部
 
・パターンの識別
・ファイブ・ポイント・パターン
・W型ボトム
・M型トップ
・バンド・ウォーク
・スクイーズ
・戦略:ボラティリティ・ブレイクアウト
 
第四部
 
・Bollinger Bandsと指標
・Bollinger Bandsと出来高
・戦略:Bollinger Bandsとトレンドフォロー
・戦略:リバーサル
 
第五部
 
(省略)
 
第六部
 
基本原則15条
 
 
 
 
参考書:ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
 
 
 
本日は、
 
Bollinger Bands再入門 17 バンド・ウォーク 前編 概要
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 
■バンド・ウォーク(バンド上の横滑り)
 
 
「バンド、エンベロープあるいはチャネルで最も犯しやすい過ちは、
 
無自覚に上部バンドのタグは売り、
 
あるいは下部バンドのタグは買いと考えることだ。
 
(中略)
 
バンドへのタグが

それ自体でシグナルになることはあり得ない。
 
(中略)
 
終値がバンドの外側に出るのは、
 
持続のシグナルであって、
 
反転のシグナルではない。」
 
 
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
 
 
 
 
《コメント》
 
 
一般的には、ボリンジャーバンドは逆張りのテクニカル分析として
 
認識されていると思います。
 
 
±2σで逆張りが売買サインだ!と説明している
 
本やサイトも沢山あります。
 
 
しかし、ボリンジャーバンドの開発者、ジョン・ボリンジャー氏自身は、
 
なんと、
 
 
「バンドへのタグが
 
それ自体でシグナルになることはあり得ない。」
 
 
「終値がバンドの外側に出るのは、
 
持続のシグナルであって、
 
反転のシグナルではない。」
 
 
と、喝破しておられるのです。
 
 
±2σを終値で突破することは、
 
その方向への強いモメンタムを意味し、
 
トレンドの発生を示唆するわけです。
 
事実、現実のマーケットで、±2σでの逆張りなどしていたら、
 
あっという間に樹海逝きです。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0293.jpg

fximgb0293.jpg
 
 
 
この、ジョン・ボリンジャー氏の言う「持続」、
 
これこそが「バンド・ウォーク」です。
 
 
具体的には、
 
ボリンジャー・バンドの+2σ、あるいは-2σバンドに沿って、
 
トレンドが継続する現象を言います。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0293.jpg

fximgb0293.jpg
 
 
 
 
次号では、バンド・ウォークの具体的な使い方を
 
見ていこうと思います。
 
 
 
 
 

■はいはい、でも自分で毎日ボリバンを計算するのは面倒やなあ・・・
 
 
基本的に、ボリンジャーバンドは全ての業者のチャートソフトで
 
描画できます。
 
 
 
さらに、1σ~3σ、4σ、5σまでを描画する、
 
MetaTrader 4のテンプレートを作ってみました。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
(右クリック>対象をファイルに保存で、
パソコンに、bb5sigma.tplという名前で保存してください)
 
 
使い方はこちらをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
 
 
なお、ボリンジャーバンドを日足で使う場合は、
 
終値が非常に重要です。
 
NYクローズを日足の終値にしている
 
アルパリ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
 
ワイジェイFXMetaTrader 4
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
 
この2社がおすすめです。
 
 
 
 
 
 
■テクニカル分析ツール
 
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
 
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
 
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
 
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
 
 
 
 
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
 
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フォーメーション分析入門
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【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
 
みんなのFX 【無料】
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
 
 
 
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
 
 
 
 
その他、業者比較はこちらで。
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■ 次回予告
 
 
次回は、
 
Bollinger Bands再入門 18 バンド・ウォーク 後編
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 
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