先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第272号
StdDevRange 標準偏差レンジ 3 戦略編 ±3σの逆張り
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第271号
StdDevRange 標準偏差レンジ 2
標準偏差とは何か
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手数料無料は当然として、
ドル円スプレッド ■0.19■ !!??
前代未聞の超低スプレッド 降臨
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※取引画面の写真など
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/sbi_fx019.html
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、上でもご紹介させていただいておりますが、
今話題の、SBI FXトレードの口座開設が完了したので
ログインしてみました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/sbi_fx019.html
来週は入金して試しにデイトレしてみようと思います。
約定能力などまたご報告させていただこうと思います。
さて、本日は、
StdDevRange 標準偏差レンジ 2 標準偏差とは何か
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0004.jpg
■Standard Deviation Range 標準偏差レンジって何だっけ?
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximga0032.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximga0031.jpg
Standard Deviation Range 標準偏差レンジとは、
その名の通り、
移動平均線からの標準偏差(Standard Deviation)の乖離を
表示するものです。
移動平均線±1σ(シグマ)、±2σ、±3σ
によって構成されています。
■σ(シグマ)?なんか聞いたことあるな?
このメルマガでもご紹介いたしました、
超有名テクニカル指標、ボリンジャーバンドでも、標準偏差σを利用します。
ボリンジャーバンド入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat110/
というか、チャートを表示してみるとわかりますが、
両者は全く同じものです。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximga0032.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximga0031.jpg
■はいはい、で、そもそも標準偏差って何やねん??オカルトか?
では、そもそも標準偏差とは何なのでしょうか?
こちらのページがものすごくわかりやすいのでご覧ください。
http://www.cap.or.jp/~toukei/kandokoro/html/14/14_2migi.htm
平たく言いますと、
標準偏差とは、
データが平均値から
どれだけ逸脱して分布しているか(ボラティリティ)
をみる一つの尺度です。
具体的には、
データの平均値(μ)との差 (偏差) の2乗を平均し(分散、σ^2)、
平方根をとったもの(σ)
です。
具体的な計算例として、現在のドル円で計算してみました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0004.jpg
自分で計算してみると、なるほど、こうやって出してるんだな、
というのが実感できて面白いです。
■???はいはい、難しい話はええねん!でそれが何の役にたつねん?
正規分布におけるデータのばらつきには、
統計学的に次のような法則があるとされます。
μ±σ の範囲に入るデータの割合 0.6827(約68.3%)
μ±2σの範囲に入るデータの割合 0.9545(約95.5%)
μ±3σの範囲に入るデータの割合 0.9973(約99.7%)
この性質を利用して、
価格変動を予測するのに
利用できないだろうか?ということです。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0004.jpg
■んな法則、誰が決めたんじゃい??机上の空論やろ?
これは、あくまでも、
理想的な正規分布
(平均値を中心に左右対称の釣り鐘型の分布)
における、データの分布割合の話です。
したがって、現実のマーケットで
そのまま100%当てはまる話ではありません。
二日連続で±3σを終値で逸脱するということは、
統計学の理論ではほとんどあり得ない
(3/1000の二乗、つまり、100万営業日中、9日だけ、
ざっくり1年260営業日として、3846年に9回!427年に1回!!)
ということになっていますが、
現実のマーケットではしばしば見ることです。
その意味で、たしかに机上の空論と言っても良いかもしれません。
金融工学の一つの限界かと思います。
ドル円チャート
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0004.jpg
しかし、現実のマーケットにおいて、
ある程度の目安になることも事実です。
次号では、具体的にどのように利用するかについて
ご紹介したいと思います。
■はいはい、でも自分で書くのは面倒臭いなあ・・・
毎日自分でStdDevRangeを計算するのは面倒です。
以下の業者のチャートを利用するのが簡単です。
マネーパートナーズ ハイパースピード
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
インヴァスト証券 FX24
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?invast24
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
StdDevRange 標準偏差レンジ 3 ボラティリティブレイクアウト
をご紹介いたします。
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