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FX・株のテクニカル分析入門 第226号

トレンド解析 その16

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以下は前号のバックナンバーです。


FX・株のテクニカル分析入門 第225号

トレンド解析の原理 その15 一時的なブレイク

  
  
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こんばんは。FXTECです。 
  
いつもご愛読ありがとうございます。
  
感謝します。
  
  
  
  
さて、本日は、
    
トレンド解析の原理 その15 一時的なブレイクをどうみればよいか
   
をご紹介します。 
   
     
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxj0028.jpg  

fxfxj0028.jpg
   
   
  
   

■ 一時的なブレイクをどうみればよいか
  
  
  
以下、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より抜粋
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
   
   
「ときどき一日のある時点でトレンドをブレイクしても、
  
終値では、そのトレンド・ラインに乗っていることがあり、
  
チャーティストは、トレンド・ラインが本当にブレイクされたのか悩むことがある。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxj0028.jpg  

fxfxj0028.jpg

  
  
もしこの小さなブレイクが一時的なものにすぎないことがわかっても、
  
この新しいデータを含めて新しいトレンド・ラインを引くべきだろうか。
  
(中略)
  
価格が一日のある時点でトレンドをブレイクしているが、
  
終値では戻している。
  
この時トレンド・ラインを引き直すべきだろうか。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxj0028.jpg  

fxfxj0028.jpg

  
  
残念ながら、決定的な答はない
  
こういった小さなブレイクは、
  
無視したほうがよい場合も多く、
  
特にその後の動きが、引き続きトレンド・ラインの有効性を示している時は
  
そうである。
  
  
しかしときには、妥協策として仮のラインを新たに引き直してみることも
  
必要である。
  
(中略)
  
  
こうしておけばチャーティストは手元に、
  
今までのトレンド・ライン(実線)と
  
新しいトレンド・ライン(点線)の二つをもつことになる。
  
  
経験的にいえば、
  
ブレイクが比較的些細で、それも日中に起こって
  
終値ではトレンドに戻している時は、
  
今までのトレンド・ラインを継続し、
  
ブレイクは無視したほうがよい。
  
  
  
さまざまなマーケット分析を行ううえでよくあるように、
  
このような曖昧なケースでは、
  
やはり経験と判断がものをいうのである。」  
    
    
以上、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より抜粋
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
  
   
    
   
《コメント》
  
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxj0028.jpg  

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トレンド・ラインのブレイクは、
  
トレンド転換を示唆するなどして、
  
その後の売買戦略に大きな影響を与えます。
  
そのため、トレンド・ラインをブレイクしたかどうかというのは、
  
実際のテクニカル分析トレードでものすごく重要な判断となりますが、
   
やってみるとこれほど難しいものもありません。
  
   
   
何度も申し上げておりますとおり、
  
トレンド・ラインというのは社会心理的な存在です。
  
  
言うまでもなく物理的な実体があるわけではなく、
  
「皆が見ているから、皆が認識しているから機能している」
  
という共同幻想です。
(社会的実体説。貨幣、法、国家なども同様の幻想。一切皆空)
  
  
  
したがって、トレンドラインのブレイクについても、
  
究極的には、
  
皆がどう考えているか?
  
という点が決定的に重要になります。
  
  
  
この意味で、ジョン・J・マーフィーが言うように、
  
「残念ながら、決定的な答はない」
  
ということになります。
  
  
  
ただ、全く手がかりが無いわけではなく、
  
私は次の四点をチェックしてブレイクアウトの判定基準にしています。
  
  
  
【1】 時間足以上の終値でブレイクしているか。
できれば、週足の規模のトレンド・ラインであれば週足の終値での
ブレイクを確認。
ヒゲで終わるものは、ブレイクアウトとは見ません。
(ヒゲで終わるものは、いわゆる「ストップ狩り」)
   
  
  
【2】他社のレートとの比較
(FXは相対取引なので、業者によって配信レートが微妙に違います。
このためにも、レート確認用に複数業者の口座を持っておくのがいいと思います。)
→ http://hikaku.fxtec.info/fxfxfx.html
   
  
  
【3】勢い(ストップロス、損切り注文を巻き込んでいるか)
さらに、職人芸的になってしまうのですが、
「勢い」も重要だと考えています。
なぜなら、「本当のブレイクアウト」ならば、
ストップ(損切りの逆指値注文)を連鎖的に巻き込む
はずだからです。
  
  
  
【4】心理的節目(75.00等切りの良い節目)をブレイクしているか
  
  
  
で判定します。
  
  
  
  
また、一時的なブレイクでも、
  
一応つけた高値・安値にはトレンド・ラインを引いておいたほうが
  
よいと思います。
  
後日、それが機能することも多いです。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxj0028.jpg
  
  
  
  
私自身も研究途上で、
  
これが唯一絶対の正解だ!と強弁するつもりはございません。
  
一つのご参考にしていただけますと幸いです。
  
    
  
   
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以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
   
  
  
  
   
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テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
  
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その他、業者比較はこちらで。
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■ 次回予告
  
  
次回は、
  
トレンド解析の原理 その16 トレンドを決定的にブレイクするとはどういうことか!?
  
をご紹介いたします。
  
  
  
  
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