先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第219号
トレンド解析の原理 その9 トレンドラインの実体とは何か
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第218号
トレンド解析の原理
その8 切りのよい数字の重要性
━━━[お知らせ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今月のキャンペーンです。【7月】
http://hikaku.fxtec.info/fxfxfx.html
今月は、ノーリスクで現金プレゼントが4本!
●楽天証券 5万円入金で4000円 ※7/4で終了!
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?rakutenshoken
●大和証券 3000円
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?daiwashoken
●ジャパンネット銀行 1500円
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?jnbfx
●FXプライム byGMO
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
トレンド解析の原理 その8 切りのよい数字の重要性
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxi0166.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxi0167.jpg
■切りのよい数字の重要性
以下、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より抜粋
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
「10、20、25、50、75、100 および100の倍数といった
切りのよい数字は、
価格上昇や、価格下落を止めるところとなりやすい。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxi0166.jpg
切りのよい数字は、
心理的サポートやレジスタンスとして機能する。
これを利用すれば、切りのよい数字に
価格が接近する前に利食いのタイミングを
つかむことができる。
(中略)
この原理のもう一つの応用として、
これらの切りのよい数字ちょうどのところで
注文を出すことは避けるべきである。
つまり、上昇トレンドで押し目買いをしたいのなら、
切りのよい価格の少し上で
買い注文を出しておけばよい。
他の人が皆切りのよい数字で買おうと思っているので、
価格はそこまで下がらないからである。
戻り売りをねらうなら、切りのよい数字の少し下に
売り注文をおくべきである。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxi0166.jpg
これは損切りの注文にも適用できる。
一般的なルールとして、
損切りの注文は、切りのよい数字においてはならない。
例えば売り持ちの人は、損切りの買い注文を4ドルにおくのではなく、
4ドル1セントにおくべきであろう。
(中略)
言い換えれば、買い持ちの損切り注文は、
切りのよい数字の下におき、
売り持ちの損切り注文は、
切りのよい数字の上におけばよい。
切りのよい数字、特に先に述べたような大きな数字を重視する
マーケットの傾向は、
先物トレードにおいて利用するのにきわめて有用なものであり、
テクニカル・トレーダーはよく覚えておくべきであろう。」
以上、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より抜粋
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
《コメント》
今回の話も、ランダムウォーク理論では全く説明できない、
市場心理に関わるものです。
ランダムウォーク理論では、ドル円の100円、80円などといった
切りのよい数字に意味を見出すのは完全にオカルトであり、
100%全く無意味である、ということになっています。
しかし、本当にそうでしょうか?
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxi0167.jpg
現実のマーケットでは、切りのよい数字というのは
明らかに意味を持っています。
マーケットを動かしているのは人間であり、
その注文が切りのよい数字の前後におかれることが多いために、
意味のある値動きになることが多いのではないかと思われます。
もちろん、切りのよい数字が100%完全にレジスタンス、
サポートとして機能するというわけではありません。
また、切りのよい数字、
特に大台の数字(100円、90円、80円など)の前後には、
大量の注文(押し目買いの指値、抜けた場合の損切り逆指値など)
が置かれることが多いので、
短期筋がその損切り注文(ストップロス)を狙って仕掛けてくる、
いわゆる「ストップ狩り」となることも多いです。
このため、「切りのよい数字」を単純に
サポート、レジスタンスとして盲信するのは危険です。
しかし、いずれにせよその「切りのよい数字」の前後で
ランダムウォークを超えた、有意な値動きが示現することが多いのも
事実です。
マーケットという大海原を航海する、一つの重要な羅針盤として
とても有用であると言えると思います。
切りのよい数字という視点で、
チャートを色々と見てみると結構楽しいです。
※トレンドに関するメルマガバックナンバー
ダウ理論入門 【必修】(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
一目均衡表入門【必修】(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat96/
トレンドライン系戦略入門【必修】(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat108/
移動平均系戦略入門(MACD、SMA等)【必修】(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat109/
平均足入門【必修】(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat102/
エリオット波動理論入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat98/
コポック指標Coppock indicator 入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/coppock_indicator/
パラボリックSAR入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/sar/
ポイント&フィギュア入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat101/
モメンタム入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_16/
線形回帰トレンドLinear Regression入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/linear_regression/
新値足入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat112/
練行足入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_14/
カギ足(値幅足)入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_15/
ADX入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/adx/
ATRとボラティリティ・システム入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/atr/
NR7、コイルドスプリング戦略入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/nr7_1/
RCI順位相関指数入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_rci/
ROC入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fxroc/
VVS Variable Volatility Stops入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/vvs_variable_volatility_s/
フォーメーション分析・パターン分析入門【必修】(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
ローソク足入門 【必修】(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat114/
酒田五法入門(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat124/
羽黒法入門(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat125/
ギャン理論入門、ギャンの価値ある28のルール
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat178/
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ドリームバイザー系チャート
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
高値安値に自動的に日付と値を記入してくれるので非常に便利。
おすすめです。
フォーランド DRV分析チャート 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?foreland
【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【3】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
トレンド解析の原理 その9 トレンド・ライン
をご紹介いたします。
───────────────────────────────────
発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
外為FX業者比較完全データベース
http://hikaku.fxtec.info/
お問い合わせ: fx@fxtechnical.net
メルマガバックナンバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
の出品・販売等は、法律により禁止されています。
───────────────────────────────────