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FX・株のテクニカル分析入門 第218号

トレンド解析の原理 その8 切りのよい数字の重要性

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


    

FX・株のテクニカル分析入門 第217号

トレンド解析の原理

その7 サポートとレジスタンスの逆転

  
  
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こんばんは。FXTECです。 
  
いつもご愛読ありがとうございます。
  
感謝します。
  
  
  
  
さて、本日は、
    
トレンド解析の原理 その7 サポートとレジスタンスの逆転
     
をご紹介します。
  
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxi0147.jpg

fxfxi0147.jpg
  
   
   
   

■サポートとレジスタンスの逆転
  
  
以下、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より抜粋
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
   
   
「あまり知られていないがおもしろいことには、
  
サポートとレジスタンスは逆転することがあるということである。
  
サポート・レベルやレジスタンスが一度決定的に破られると、
  
今度は役割が逆転して、レジスタンスがサポートになり、
  
サポートはレジスタンスになる。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/resisup.gif

resisup.gif
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxi0147.jpg

fxfxi0147.jpg

   
   
(中略)
  
  
  
サポートが決定的にブレイクされると、今度はレジスタンスになる。
   
レジスタンスは同様にサポートに転じる。
  
  
(中略)
  
  
前にも述べたが、価格がサポート・レベルやレジスタンス・レベルから
  
離れれば離れるほど、そのサポートやレジスタンスの
  
重要性は増す。
  
特にサポートやレジスタンスがブレイクされて役割が逆転した場合
  
そうである。
  
そもそもかなりの程度のブレイクがあって初めて
  
逆転が起こる
ということでもある。
  
  
    
だが "かなりの程度" とはどの程度か。
  
  
   
これを決定するにはかなり主観的要因が入り込んでくるが、
  
ひとつの基準としては、
  
10%ルールが特に主要なサポートとレジスタンスに関して
   
チャーティストたちにはよく用いられている。
   
短期のサポートやレジスタンスであれば、3%から5%程度で
  
考えたほうがよいだろう。
  
  
  
ただし、これは実際には各アナリストが自分で定義しなければ
  
ならないものである。
  
  
  
ここで覚えておかなければならないのは、
  
サポートとレジスタンスの逆転が起こるのは、
  
マーケット参加者が自らの間違いを確信せざるをえないほど
  
価格が離れた時に限られる
ということである。
  
当然市場価格が、持ち値からアゲンストにいけばいくほど、
  
自分の判断がまちがっていたという確信は強まる。」
  
  
  
  
以上、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より抜粋
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
  
   
    
   
《コメント》
  
レジスタンスをブレイクアウトすると、
  
次はそれがサポートになることが多い、
  
というテクニカル分析の基本です。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/resisup.gif

resisup.gif

  
  
  
このメルマガでも以前ご紹介しましたが、
   
一目均衡表では、S構成点
といいます。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Skouseiten.GIF

Skouseiten[1].gif


  
一目均衡表 その6 値幅観測論
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/07/fx18.html
   
   
   
   

で、肝心の、
  
この知識が現実のマーケットで役に立つのか?
  
という点ですが、
   
ユーロドルでは比較的有効だと見ております。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxi0147.jpg

fxfxi0147.jpg


    
  
一方、ドル円ではあまり役に立たないようです。
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxi0149.jpg

fxfxi0149.jpg
   

円がからむ通貨ペアは、こういうテクニカルの基本が通用しないことが多いので、
  
私は極力ドル円、クロス円は触らないようにしています。
  
  

テクニカルの基本に比較的忠実なユーロドルで活用するのがおすすめです。
  
その他の通貨ペアでもどうなのか、
   
チャートを色々と見てみると結構楽しいです。
  
   
  
    
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以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
   
  
  
  
   
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■ 次回予告
  
  
次回は、
  
トレンド解析の原理 その8 切りのよい数字の重要性
  
をご紹介いたします。
  
  
  
  
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