2010/11/04 (木)
21:00 英中銀政策金利
結果 0.50% 予想どおりで何のサプライズも無い
予想 0.50%
現行 0.50%
21:45 ECB政策金利
結果 1.00% 予想どおりで何のサプライズも無い
予想 1.00%
現行 1.00%
22:30ごろから ECB総裁トリシェ会見
「政策金利は適正。」
「ECBの政策は適切に調整されるだろう。」
「物価動向、引き続き穏やかに推移する見込み。」
「インフレ期待は引き続きしっかり抑制されている。」
「流動性供給は適切に調整される。」
「世界経済の回復は継続する見通し、ユーロ圏の輸出を支援。」
「経済見通しに関するリスク、若干下向きに傾斜。」
「成長下振れリスク、金融市場の緊張によるもの。」
「非標準的措置はECBの責務に適う、本来は一時的措置。」
「インフレ見通しへのリスク、若干上方に傾斜。」
「ECBは自身の責務を遂行へ、FRBの追加緩和で。」
「為替の値動きに言及しない。」
「FRBを信頼しない理由はない。」
「米当局は強いドルを国益と指摘。」
「強いドルは国益との見方を共有。」
「米国は通貨切り下げ競争に参加していない。」
「12月に今後の流動性供給で議論。」
「金利について事前公約しない。」
「債券買い入れプログラムはまだ終わってない。」
「短期市場金利の上昇はシグナルではない。」
「市場は正常化しつつある。」
「インフレリスクは前回会合時点から変わっていない。」
「為替相場は政策決定の一つの材料にすぎず。」
「ドイツが比較的高いペースで成長していることは歓迎される。」
「ユーロ圏の財政ルール違反国には自動的に制裁を発動すべき。」
「十分柔軟でない通貨に関する措置の検討は歓迎される。」
「声明の文言、全会一致で決定。」
BOE、ECB金利は、市場予想どおりの据え置きで、
全くサプライズはありませんでした。
そしてその後のトリシェ会見では、
欧州圏経済の底堅さを示唆する内容で、どちらかというと強気な内容でした。
常識的、ファンダメンタル分析的に考えると、
・BOE、ECB金利発表では材料織り込み済みで全く動きようが無く、
・トリシェ発言で乱高下の後、若干のユーロ高
になるのが自然に思えます。
では、この材料を受けて、机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?
↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください。
・ユーロドル の値動き
・ユーロ円 の値動き
・ポンドドル の値動き
・ポンド円 の値動き
・ドル円 の値動き
・原油 の値動き
・金 の値動き
・NYダウ の値動き
5分足 下記のチャートでは13:00が日本時間21:00 BOE金利