2010/03/04 (木)

21:00 英中銀政策金利 
結果 0.50% 予想通り サプライズ無し
予想 0.50% 
現行 0.50%

21:45 ECB政策金利 
結果 1.00% 予想通り サプライズ無し
予想 1.00% 
現行 1.00%

   

22:30ごろから ECB総裁トリシェ会見

tm_g2eDioNWg0Y[1].jpg

「金利は適切」
物価動向は引き続き抑制される見通し」
回復は一定でないものとなる見通し。」
「2010年のユーロ圏経済、緩やかなペースで回復。」
「マネーの分析は中期的なインフレ圧力が弱いこと裏付け。」
「固定金利での資金供給は必要な限り継続。」
「固定金利・無制限資金供給、1ヵ月と7日物で10月12日まで継続。」
「ユーロシステムは今後も銀行の流動性供給へ。」
「最後の6カ月物供給、期間平均の主要金利に連動。」
「3ヵ月物資金供給、今年4月から従来方式に回帰へ。」
異例の措置を徐々に解除していく。」
「ギリシャのユーロ脱退、「非現実的」。」
「各国政府は赤字削減で断固たる行動を。」
IMFを支援の提供役とするのは適切ではない。」
「IMFによる技術的支援は非常に重要。」
「市場金利見通しにコメントしない。」
「政策決定は全員一致。」
「ヘッジファンドのユーロ売り調査、認識せず。」
「ユーロ圏は一つの声で話すべき。」
「金融政策で高水準の債務や赤字が追加的な重荷になっている。」
強いドル、米国のパートナーの利益に適う。」

   

BOE、ECB金利は、市場予想どおりの据え置きで、

全くサプライズはありませんでした。

   

そしてその後のトリシェ会見では、

先月と同様に随分と弱気的な発言内容となりました。

   

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE、ECB金利発表では材料織り込み済みで全く動かず、

・トリシェ発言で若干ユーロ下落 (大暴落するような内容ではありません)

になるのが自然に思えます。

    

では、この材料を受けて、現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください。

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き


     

5分足 下記のチャートでは13:00が日本時間21:00 BOE金利

fxfxa5221.JPG

※このチャートを見る方法

   

15分足 22:30から突如猛烈なドル高

fxfxa5231.JPG

   



BOE,ECB金利発表では材料織り込み済みとなって

ほとんど動きませんでした。

常識的に理解できる値動きです。

  

そしてトリシェ会見時間22:30からいつものように祭り開始。

猛烈な単独ドル高となりました。

   

興味深いのは、今までだったら

・ドル高円高→クロス円崩壊(バブル崩壊、リスク回避)

・ドル安円安→クロス円高騰(バブル形成、リスクテイク)

これがセットだったのですが、

今回は単独でドル高だった点です。

為替以外では、株高、資源安となっており、

これも従来のパターンと全く違います。

何か構造的な変化が水面下で起ころうとしているのでしょうか。

ギリシャ危機から相場が全く変わってしまいました。

   

さて、場味の分析ですが、

複雑すぎて強気とも弱気とも判断しかねる値動きでした。

   

今晩の米雇用統計も大荒れに荒れそうです。

ご注意ください。

過去の米雇用統計前後の値動きはこちらでまとめています。
(常識では理解不能な滅茶苦茶な値動きが多いので注意)