先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第141号
騰落率と騰落レシオ Up/Down Ratio その2 検証編
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第140号
騰落率と騰落レシオ Up/Down Ratio その1 基本編
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は
騰落率と騰落レシオ
をご紹介します。
騰落率(ドル円)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxs8017.JPG
騰落価格(ドル円)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxs8015.JPG
騰落率(日経平均)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxs8016.JPG
騰落レシオ(東証1部)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxs8018.JPG
■騰落率?なんじゃそりゃ?
騰落率とは、
特定の【基準価格】を定め、
その値からの、上昇(騰)、下落(落)の割合(率)を算出したものです。
FXや株のチャートで「騰落率」を表示した場合、
通常は、最左端の足の終値を【基準価格】とし、
以降の各足の終値が、基準価格から何%騰落したかを
計算するのが一般的なようです。
騰落率(ドル円)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxs8017.JPG
騰落率(日経平均)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxs8016.JPG
これと似たものが「騰落価格」で、
騰落率と同様に、チャートの最左端の足の終値を基準価格とし、
その値からの騰落価格を計算するものです。
騰落価格(ドル円)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxs8015.JPG
■で、騰落レシオって何?騰落率と何が違うねん?
ここでややこしいのが「騰落レシオ」です。
騰落レシオ(東証1部)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxs8018.JPG
( http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0188 )
レシオ=Ratio=率
の意味で、
騰落レシオ=騰落率
で、本来は全く同じ意味のはずです。
しかし、日本では慣用的に、「騰落レシオ」という場合は、
一定期間(通常は25日)の中で、
特定の市場(東証1部など)に上場する全銘柄を対象に、
値上がり銘柄総数を値下がり銘柄総数で割った値を百分率(%)で表したもの
を指すのが一般的なようです。
●騰落レシオ=(過去n日間の値上がり銘柄数合計)÷(過去n日間の値下がり銘柄数合計)x100
■はいはい、で、どうやって見たらええねん?
まず、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が等しくなれば、
騰落レシオは100%となります。
そして一般的な見方としては、
●騰落レシオ=120%以上は買われすぎで過熱気味、
●70%以下は売られすぎで底値ゾーン
と言われています。
■で、為替では騰落レシオは無いのか?
色々と探してみたのですが、為替での「騰落レシオ」を毎日公表しているサイトは、
業者サイト含めて見つけることが出来ませんでした。
ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、NZD円等をまとめた「円相場騰落レシオ」
みたいなのを作ると面白いかもしれません。
■はいはい、でもこの騰落レシオ、自分で計算するととんでもなく面倒くさいな
騰落レシオは以下のサイトで見ることが出来ます。
世界の各市場の騰落レシオ
http://www.h6.dion.ne.jp/~limbland/Japan.htm
東証1部 騰落レシオ
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0188
東証1部 騰落レシオ
http://www.mito.co.jp/invest/weekly/tech_ud.html
日本市場の騰落レシオ 数値
http://www.miller.co.jp/kmp00/visitor/apps/cgi-bin/cv0mkt12c.cgi#03
やはり一番興味深いのが東証1部の騰落レシオで、
週足で見てみると、非常に興味深い法則が見られます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxs8020.JPG
なんと、綺麗に
「東証1部騰落レシオ130以上で天井、60以下で大底」
という傾向が見られます。
このタイミングで、日経平均連動ETF、日経225先物、日経225CFD
を売買するとどうなるのか、
衝撃の検証結果は次号でご紹介します。
■日経CFDって、どこの業者で取引できるんや?
日経225CFDは以下の業者で手数料無料で取引が出来ます。
CMC 手数料無料
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cmc-cfd
DMM.com証券 手数料無料
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?dmmcfd
FX Online Japan 手数料無料
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?fxocfd
インヴァスト証券 手数料無料
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?invcfd
ひまわり証券 手数料無料で取引できるようになりました
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?hcfd
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 セントラル短資 ハイパーチャート(初心者から上級者まで)
ドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
※外為どっとコムではドリームバイザー社のチャートが見れなくなりましたが、
新チャートFX Visionがよくできています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
【2】 みんなのFX(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan (みんなのFX)
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【4】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
騰落率と騰落レシオ Up/Down Ratio その2 検証編
をご紹介いたします。
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