2009/08/07 (金) 21:30
非農業部門雇用者数(NFP)(7月)
結果 247千人減 予想よりも良い
予想 325千人減
前回 443千人減(467千人減から修正)(前月比) 上方修正
失業率(7月)
結果 9.4% 予想よりも良い
予想 9.6%
前回 9.5%
米雇用統計は、非農業部門雇用者数、失業率、
ともに予想よりも良いサプライズの好材料となりました。
常識的、ファンダメンタル分析的に考えると、
米雇用統計を受けて
株高、
円安(対ドルでの円安)
ドル安(対円以外でのドル安)
クロス円爆騰
になるのが自然に思えます。
では、この材料を受けて、マーケットはどのように動いたのでしょうか?
↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください。
・NYダウ の値動き
・ドル円 の値動き
・ユーロドル の値動き
・ユーロ円 の値動き
・ポンドドル の値動き
・ポンド円 の値動き
・原油 の値動き
・金 の値動き
1分足 下記のチャートでは14:30が日本時間21:30
爆裂ドル高
30分足
米景気底打ち期待が生じ、爆裂株高、ドル高となりました。
常識で考えて理解できる値動きです。
米雇用統計では非常に珍しいです。(笑)
ただ、今までのバブルイケイケパターンでは、
円安とドル安(ドル高ではない)がワンセットになって、
結果としてクロス円のバブル的爆騰となっていたのですが、
今回の値動きは、純然たるドル高となっています。
これは何を示唆しているのでしょうか。
やはり米雇用統計は一筋縄ではいきません。
さて、場味の分析ですが、
好材料に素直に反応で、強気相場と思われます。
なお、ドル円は、重要なテクニカルポイントを串刺しに、一発で突破しました。
この点については日曜に詳細をご紹介いたします。