2008/11/06

21:00 英中銀政策金利
結果 3.00% 予想を遙かに超えるサプライズ 1.5%の利下げ!
予想 4.00% 
現行 4.50% 

   

21:45 ECB政策金利
結果 3.25% 予想通り、0.5%の利下げ
予想 3.25% 
現行 3.75%   

  

22:30頃から ECB総裁トリシェ記者会見開始

トリシェ.jpg

「物価安定に対する見通しは改善した」
インフレは低下を続けると予想」
「2009年に物価安定は軌道に乗るだろう」
「信用危機が需用を抑制へ」
物価、賃金圧力は低下するだろう」
「マネーの伸びは引き続き強い」
不透明性は依然高い」
「ECBは物価期待の抑制を続ける」
「全ての推移を注視していく」
「金融市場の混乱が経済に波及している」
「ユーロ圏15ヶ国のモメンタムは大幅に低下した」
「2次的影響を回避せねばならない」
「成長に対する下向きリスクは幾つか顕在化した」
「昨年秋以降、インフレは安定水準を超えている」
「高水準のインフレは過去の食品・エネルギー高が影響」
「目の前には大きな試練が待ち構えている」
「インフレが来年急落するリスクを除外出来ない」
「物価の下落は原油価格が原因であり、政策ではない」
「物価圧力は緩和していくだろう」
「危機の広がりが需用を抑制へ」
「物価上振れリスクは一段と低下」
物価上昇リスクは消えてはいない
「市場の混乱が不確実性をもたらしている」
「金融の状況は厳しくなっている」
「マクロ経済政策の規律を維持する必要がある」
「商品価格の下落は信頼回復に寄与する」
「成長の下振れリスクには秩序ない動きや保護主義が含まれる」
「商品価格の一段の上昇は成長にとってリスク」
「商品価格の急落はインフレが低下し続けることを示唆」
インフレのさらなる低下の可能性も排除できず」
「マネーに関するデータは投資家の不透明感が完全に反映されていない」
「信用動向に確固たる判断下すには、さらなる情報が必要」
「物価・コスト・賃金の上昇圧力は今後和らぐ見込み」
「現在の状況が必要な改革を促すきっかけとなるべき」

    

BOEが驚愕の1.5%利下げを敢行、

ECB政策金利は市場予想どおりの利下げで何のサプライズもありませんでした。

トリシェ発言は、今までと打って変わってほぼ弱気一色。

   

一般的に、利下げは為替では悪材料ですが、株では好材料。

BOE政策金利の大幅利下げは、今の金融危機の状況で考えると一概に悪材料とも好材料とも言えません。

単純に常識的に考えると、サプライズの大幅な利下げでポンド独歩安になるんじゃないかと思えますが、   

この結果、マーケットはどのように動いたのでしょうか。

  

NYダウ、

金、

原油、

ドル円、

ユーロドル、

ポンドドル、

クロス円

  

↓のチャートを見る前に、1分間想像してみてください。

※下記のチャートでは13:00が日本時間21:00


   

15分足

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30分足

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ポンドドルとポンド円の5分足競演

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