2008/10/02
20:45 ECB政策金利
結果 4.25% 市場予測どおり、何のサプライズも無い
予想 4.25%
現行 4.25%
21:30ごろから ECB総裁トリシェ会見開始
最近の激しい市場混乱について集中的に議論した
市場の混乱が成長やインフレに与える影響についても議論
最近の動向が高い不透明感をもたらしている
インフレ期待をしっかり抑制することが重要
最新の経済データはGDP伸びの鈍化を裏付け
インフレ率は当面、物価安定目標を上回る水準で推移する見込み
インフレ上振れ余地は少なくなった
マネーの伸びは依然として力強い
広範囲な二次的影響を回避することが差し迫った課題
引き続き物価安定を維持する決意
ECBは引き続き、あらゆる動向を非常に注意深く監視していく
経済見通しに関する不透明感が、異例なほど高い
市場に起因した不透明感が中期的な経済評価を複雑にしている
内需は縮小している
原油価格はピークから下落、新興国市場の成長が緩やかな回復を支える可能性
経済見通しは、下振れリスクの高まりに影響される
経済見通しは、市場緊張によるリスクにさらされている
下振れリスクには、再度のエネルギー・食料価格上昇が含まれる
依然としてインフレを懸念している
成長鈍化にもかかわらず、賃金の伸びが加速している
労働生産性の伸びが鈍化した
中期的な物価の上振れリスクが和らいだ
それでも物価リスクがなくなったわけではない
二次的影響がインフレ圧力を著しく高める可能性
ECB理事会は、物価と賃金交渉の動向を特に注視している
マネー動向に関する最新のデータ、最新の市場混乱深刻化を織込んでいない
最近の市場混乱の影響を注視していく
金融市場の緊張がマネーの動向に与える影響は比較的限られる可能性
ユーロ圏の与信環境、まだ市場混乱の大きな影響を受けていない
この結果、マーケットはどのように反応したのでしょうか。
30分足
結果は、21:30ジャストから、
株暴落、
資源暴落、
&ドル高、円高
でした。
トリシェがまだまともに発言してないうちからマーケットは乱高下祭りです。
ドル円だけ見ている方は、ドル高とは感じられないと思いますが、
対円以外で猛烈なドル高になっています。
NYダウ暴落とドル高がなぜ同時なのか、常識やファンダメンタルズ分析では理解できない現象ですが、
これこそが生きたマーケットです。
つべこべ言わずについて行くしかありません。
理由は後で「経済の専門家」たちがじっくりと考えてこじつけてくれます。
トレードの方ですが、ユーロドルが例のトレンドラインを下方ブレイクしたのでドテン売りに転換しました。
1.3908 30万ユーロ買い→1.4701で利益確定(38.2%戻し)
1.3945 30万ユーロ買い → 1.3889 損切り
1.3889 30万ユーロ 売り
深い調整になりそうです。
ドル円は
106.31売り 20万ドル
107.21 売り 10万ドル
計30万ドル売り アホールド継続です。