先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第79号
練行足(練り足)入門
Renko Adaptive Indicator(RAI) 基本編
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第78号
テクニカル分析の本質とは何か 古典派VS近代派
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、先週の為替相場も大荒れになりました。
例によって、アレが材料だ、いやコレが材料だ、
いや、誰彼がああ発言したからこうなったんだ、
いや、リーマンブラザーズがアレだからこうなったんだ、
いや、南オセチア戦争で地政学リスクがアレだからだ、等々。
色々と果てしない議論がなされております。
そんな中ユーロドルは、
テクニカル分析の超超基本ストライクど真ん中で、
トレンドライン上で見事に反転しました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/09/post_393.html
→その後 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/bb079.JPG
また儲けさせて頂きました。感謝します。
なぜこんな原始的な化石みたいなものが
現代の最先端金融マーケットで機能しているのか?
非常に不思議です。
そのメカニズムについては、
経済学では謎とされている(というか黙殺)のですが、
私の仮説についてはこちらで解説させていただいております。
→ トレンドライン その1 トレンドラインと価格変動のメカニズム
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/09/fx25.html
(ブレイクアウトの判定法も載せています。)
別にトレンドラインそれ自体に謎のパワーがあったり、
謎のユダヤ人集団の陰謀が背後にあるわけではありません。
結論を申し上げますと、
みんなが見ているから機能してしまった、
それだけの話です。
■テクニカル分析の本質とは
テクニカル分析の本質については、
いろんな考え方があると思いますが、
私の考えはこちらで述べさせて頂いております。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/04/fx1.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/04/fx2_1.html
以下、もう一度ご説明させていただきます。
■テクニカル分析=共同幻想(相場心理)説
結論を申し上げますと、私は、
テクニカル分析は市場参加者の共同幻想である、
と考えております。
テクニカル分析それ自体は、実体の無い幻想なのですが、
市場参加者の多くがその存在を信じれば、
「社会的実体」として機能してしまうということです。
皆が天国・地獄の存在を信じていた中世の社会では、
「天国・地獄」の存在が人々の意志決定過程に影響を与え、
社会装置として現実に機能していました。
(悪いことをすると地獄に落ちるからこれをするのはやめておこう、等)
現代においても、「お金」という実体のない幻想が
圧倒的な社会的実体を獲得しています。
コンピュータ社会の現代で、
今や電子的記号にまで還元された「お金」ですが、
多くの人が「お金」の「価値」、「実体性」を信じて疑うこともなく、
中には命よりもお金の方が大事と考える人々さえいます。
同様に、テクニカル分析を信じる人が十分多ければ、
現実社会で、それがあたかも実体があるかのように
振る舞ってしまうのです。
(例:「ここはトレンドラインのサポートがあるから買いだ、売りだ」
→トレンドラインが自己実現してしまう)
■古典的テクニカル分析 VS 近代的テクニカル分析
したがって、市場心理を無視して統計学的にアプローチする、
RSI、ADX、DMIなどの近代的テクニカル分析よりも、
トレンドライン、ダウのトレンド理論、一目均衡表の雲、半値押し、など
(古典的テクニカル分析)、
・誰もが一目で見て分かるシンプルなもの、
・古くから説かれていてより多くの市場参加者の信念に影響を与えているもの
これらの方が、市場への影響は大きく、
したがって自己実現してしまう可能性も高いと考えております。
■補足
なお、古典的テクニカル分析でも、
ギャン理論や酒田五法のやたらと細かい解釈など、
あまりに複雑化し自己目的化してしまったものは、
現実では役に立たないと考えております。
シンプルであるが故に、社会心理的影響を持つからです。
(市場参加者が認識しないと意味がない。)
また、近代的テクニカル分析でも、
ボリンジャーバンドのように非常に広く知られているオシレーターは、
統計学的な意味よりもむしろ、
みんなが見ているという意味で機能することも多いと考えております。
■まとめ
テクニカル分析は幻想だオカルトだと拒絶するのではなく、
その社会的機能に着目してうまく活用することで、
現代の錬金術たるFXや株でも役立たせることができると確信しております。
以上グダグダと書いてまいりましたが、
私の考えが唯一絶対の正解であると主張するつもりは全くございません。
こういう考えがあるんだくらいに思って頂けますと幸いです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
【1】 セントラル短資 ハイパーチャート(初心者から上級者まで)
ドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
※外為どっとコム ネクストチャート(初心者から上級者まで)
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
【2】 MJ、パンタレイ(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【4】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
自分で問題解決できない初心者にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
練行足(練り足)
Renko Adaptive Indicator
をご紹介したいと思います。
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