今週の超重要経済指標・イベント

Mon Jul 7 
北海道洞爺湖サミットが7/7~7/9に開催される
Tentative  GBP  Halifax HPI
17:30  GBP  Industrial Production 鉱工業生産
21:30  CAD  Building Permits 住宅建設許可
23:30  CAD  BOC Business Outlook Survey     
  

Tue Jul 8 
7:00  NZD  NZIER Business Confidence NZIER企業景況感
21:00  USD  Fed Chairman Bernanke Speaks FRB議長バーナンキ発言
23:00  USD  Pending Home Sales 中古住宅販売保留
  

Wed Jul 9 
10:30  AUD  Home Loans 住宅ローン
21:15  CAD  Housing Starts 住宅着工件数

Thu Jul 10 
10:30  AUD  Employment Change  雇用者数変化
10:30  AUD  Unemployment Rate  失業率

20:00  GBP  Official Bank Rate   BOE(英中銀)政策金利
Tentative  GBP  MPC Rate Statement 
23:00  USD  Fed Chairman Bernanke Testifies FRB議長バーナンキ議会証言    
    

Fri Jul 11 
20:00  CAD  Employment Change  雇用者数変化
20:00  CAD  Unemployment Rate  失業率
21:30  CAD  Trade Balance   貿易収支
21:30  USD  Trade Balance  貿易収支
22:55  USD  Prelim Michigan Sentiment ミシガン大消費者信頼感指数

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)


    

■相場観

   

■ドル円

  

≪月足≫

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線(約108)に接触。

円安波動の最終戦争到来。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

   

エリオット波動理論による分析でも、

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。

  

基本トレンドは弱気に確定。

これから数年は、基本戦略は戻り売り。

   

数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。

  

戻りの波動がいよいよブレイクしたラインに接近してきた。

チャンス到来。

    

≪週足≫

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  

先々週、件の第三ファンラインに接触、突破なるかと思われたが、

結局、110に到達どころか、第三ファンに接触する力すらなく反落。

ファン理論恐るべし。

日柄から見ても、反転の可能性濃厚。

   
  

≪日足≫

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

   

日足で高値更新に失敗し、

安値を下方ブレイク。

ダウ理論上のダウントレンドに転換と思われる。

   

ただ一つ気になるのが、先週の米雇用統計で、

ものすごい悪材料にもかかわらず、

それを完全に無視して猛烈なドル買いになったこと

ECB政策金利、米雇用統計 まとめ 7月 雇用統計直前直後のチャート動画を掲載


Online Videos by Veoh.com

本当の下落トレンドであれば、あれほどのドル買いにはならなかったはずだ。

マーケットがドル買いを欲したのは何故なのか!?

投機のおじちゃんたちは何がしたかったのか!?

テクニカルと「マーケットの意志」が一致しないのが、非常にひっかかる。

こういう時は、無理をせず「休むも相場」が一番だ。

  

【戦略】

106.89 10万ドル 売り(雲の上で一旦利食い予定) →106.55で利益確定ストップ。

しばし様子見。

基本的に戻り売り狙い。

  

   

■ユーロドル

  

月足

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週足 

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安値を更新すれば、ダウ理論上、ダウントレンドに転換だったが、

結局安値更新に失敗。

それどころか、わずかではあるが高値を更新。

理論上(ダウ理論)は上昇トレンドということになる。

  

日足

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

   

【コメント】

先週の米雇用統計の値動きは凄かった。

予想を超えるサプライズの悪結果を完全に無視して、

ドルが爆裂高騰した。

ECB政策金利、米雇用統計 まとめ 7月 雇用統計直前直後のチャート動画を掲載

「トリシェが追加利上げについて積極的に発言しなかったから

ユーロが売られ、ドルが買われたのである。当然である。」

などと、一見もっともらしいデタラメの解説が巷間に溢れているが、


Online Videos by Veoh.com

↑の動画を見ると分かるが、動画の3分24秒ごろ(動画の1分45秒ごろが21:30)、

すなわち日本時間21時31分39秒ごろからドルの猛烈買いが始まっている。

トリシェの発言は関係ないのである。

  

ともあれ、これだけを見ると、悪材料に対してマーケットは高騰で反応したのだから、

流れはドル高とも思える。

しかし、ユーロドルの日足を見ると、安値を切り上げ、高値を更新し、

ドル売りの流れのようにも思える。

 

結論を言うと、このような方向性が不透明な時は休むに限る。

   

【戦略】

方向性が見えるまでしばし様子見。

(指標結果に対するマーケットの反応と、テクニカル分析が一致するまでじっと待ちます。)

  

  

■ドルインデックス

FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update

FINEXドルインデックス

ay596.JPG

うーん、ドルインデックスも安値を切りさげている。

雇用統計の値動きが、いろんな意味で意味不明と思える。

   

   

■今週の未来レート

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)      

   

   

■今週の相場格言

「政府なんかもそうだけれど、

だいたい大きなプレイヤーが動くときは、

それが市場に現れてしまうものなんだ。(中略)

もし僕らには理解できないような値動きが起こったときは、

まずポジションを手じまってから

その理由を考えるようにしている。」

『マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣』 
第一章 先物と通貨 マイケル・マーカス より