今週の超重要経済指標・イベント
Mon Jun 2
All Day NZD Holiday: Queen's Birthday
10:30 AUD Retail Sales 小売売上高
17:30 GBP Manufacturing PMI
23:00 USD ISM Manufacturing Index ISM製造業景況指数
Tue Jun 3
10:30 AUD Building Approvals 住宅建設許可件数
13:30 AUD RBA Rate Statement RBA(豪準備銀)政策金利
14:45 CHF CPI 消費者物価指数
Tentative GBP Halifax House Price Index
22:00 USD Fed Chairman Bernanke Speaks バーナンキ発言
Wed Jun 4
10:30 AUD GDP
17:30 GBP Services PMI
21:15 USD ADP Nonfarm Employment Change ADP雇用統計
23:00 USD ISM Non-Manufacturing Composite ISM非製造業景況指数
Thu Jun 5
3:45 USD Fed Chairman Bernanke Speaks バーナンキ発言
6:00 NZD Monetary Policy Statement RBNZ(NZ準備銀)政策金利
10:30 AUD Trade Balance 貿易収支
Tentative GBP MPC Rate Statement BOE(英中銀)政策金利
20:00 GBP Official Bank Rate
20:45 EUR ECB政策金利
21:30 CAD Building Permits 住宅建設許可
21:30 EUR ECB Press Conference トリシェECB総裁会見
※BOE、ECB政策金利が予想通りだった場合、
トリシェ会見から祭りスタート
23:00 CAD Ivey PMI 58.8 57.6
Fri Jun 6
20:00 CAD Employment Change 雇用者数変化
20:00 CAD Unemployment Rate 失業率
21:30 USD Nonfarm Employment Change
非農業部門雇用者数
21:30 USD Unemployment Rate 失業率
参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)
■相場観
■ドル円
≪月足≫
月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする
ファンラインの第三線(約108)に接触。
円安波動の最終戦争到来。
エリオット波動理論による分析でも、
1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。
残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。
基本トレンドは弱気に確定。
これから数年は、基本戦略は戻り売り。
数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。
≪週足≫
週足は安値を切り下げ、下降波動確定。
基本戦略は戻り売り。
日足で買いサインが出始めている。
大暴落の序章は終わったように思える。
110程度までの戻りは十分あり得るだろう。
しかし、これは長期下落トレンドの調整局面と見る。
大暴落の第二章が、再び始まると考えて居る。
ファン理論にしたがって、110程度まで戻れば叩き売ってみたい。
また、124.13(2007年最高値)→95.73(2008年3月安値)のフィボナッチリトレースメントは
であり、やはり半値戻し(50%)の110円が重要なテクニカルポイントとして浮上する。
110円前後に要注目だ。
≪日足≫
一目均衡表の雲も突破し、三役好転示現。
地合いは上昇トレンド。
先週もまた、見事に一目均衡表の雲が下値をサポート。
一目均衡表は、本当に凄いと思う。
【戦略】
102.79 10万ドル 買い アホールド
利益確定ストップを置いて放置。
■ユーロドル
月足
週足
日足
【コメント】
史上最高値1.6019を示現してから、材料も何もないのに突然大暴落。
水面下で我々一般大衆の知らない「何か」が進行しているのだろう。
一見、このまま下落トレンドに反転するかのようにも見えるが、
この高値更新が後々効いてくると思う。
あくまでもトレンドは↑ と考えて居る。
よって、売りサインは無視。
買いサイン待ち。
【戦略】
1.5611 20万ユーロ 買い → 1.5592 損切り
買いサイン示現待ち
■FRB ドルインデックス
FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update
前代未聞の歴史的超ハイパードル安。
ドルが歴史的大暴落。
奈落の底で転げ回っている。
我々は今まさに、歴史を目撃している。
諸行無常、おごれるものは久しからず、である。
祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ。
『平家物語』 より
しかし、永遠の上昇が幻想であるのと同じで、
永遠の暴落もまた、幻想である。
嵐も永遠に続くわけではなく、
嵐が過ぎ去った後には、美しい虹が空を飾る。
厳しい冬も永遠に続くわけではなく、
冬のあとには、草花が生い茂り鳥たちが舞う春が訪れる。
山高ければ谷深く、谷深ければ山高し。
嵐が激しければ激しいほど、その後の虹は美しい。
ドル安も永遠に続くわけではなく、やがて反転する。
めぐる巡るよ時代は巡る
喜び悲しみ繰り返し
きょうは倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ
中島みゆき 「時代」より
■今週の未来レート
GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)
SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)
Yahoo! Finance クオート (未来レート3)
OANDA FXTrade(未来レート4)
Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)
■今週の相場格言
Q:音楽とマーケットの類似性について、もう少し話していただけますか?
ラシュキ:音楽には構造があり、形を変えながら繰り返される
パターンがあります。
同様に、マーケットにも様々なバリエーションで繰り返される
パターンがあります。(中略)
マーケットの場合、価格が収斂し、
主要なトレンドが発生し、そして最安値/最高値へと
次第に突き進んでいくのです。
辛抱強く、音楽が展開していくのを待たなければなりません。
そして、辛抱強く、トレードの用意が整のうのを待たなければならないのです。
どんなに練習しても、完璧に曲を弾きこなすことはできないのです。
それは、最安値で買い、最高値で売ることなど
決してできないのと同じです。(中略)
そして、両方とも、流れに乗ることが大切なのです。
『新マーケットの魔術師』
第五章 ナンバーワン短期トレーダー リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ より