今週の超重要経済指標・イベント
Mon May 5
7:45 NZD Labor Cost Index
All Day JPY Holiday: Children's Day
All Day GBP Holiday: May Day
23:00 USD ISM Non-Manufacturing Composite ISM非製造業景況指数
Tue May 6
All Day JPY Holiday: Greenery Day Observed
9:30 USD Fed Chairman Bernanke Speaks バーナンキ発言
10:30 AUD Trade Balance 貿易収支
13:30 AUD Interest Rate Statement RBAキャッシュターゲット
14:45 CHF CPI 消費者物価指数
17:30 GBP Services PMI
21:30 CAD Building Permits 住宅建設許可
23:00 CAD Ivey PMI Ivey購買部協会指数
Wed May 7
17:30 GBP Industrial Production
21:30 USD Nonfarm Productivity 非農業部門労働生産性
Thu May 8
7:45 NZD Unemployment Rate 失業率
10:30 AUD Employment Change 新規雇用者数
20:00 GBP Interest Rate Statement BOE政策金利発表
20:45 EUR ECB政策金利発表
21:30 EUR ECB Press Conference トリシェ発言
※BOE政策金利が予想通りの場合、通常21:30トリシェ会見から
お祭り(乱高下)スタート。
Fri May 9
10:30 AUD RBA Monetary Policy Statement
20:00 CAD Employment Change 雇用者変化
20:00 CAD Unemployment Rate 失業率
21:30 CAD Trade Balance 貿易収支
21:30 USD Trade Balance 貿易収支
参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)
■相場観
■ドル円
≪月足≫
月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする
ファンラインの第三線(約108)に接触。
円安波動の最終戦争到来。
エリオット波動理論による分析でも、
1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。
残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。
基本トレンドは弱気に確定。
これから数年は、基本戦略は戻り売り。
数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。
≪週足≫
週足は安値を切り下げ、下降波動確定。
基本戦略は戻り売り。
日足で買いサインが出始めている。
大暴落の序章は終わったように思える。
110程度までの戻りは十分あり得るだろう。
しかし、これは長期下落トレンドの調整局面と見る。
大暴落の第二章が、再び始まると考えて居る。
ファン理論にしたがって、110程度まで戻れば叩き売ってみたい。
また、124.13(2007年最高値)→95.73(2008年3月安値)のフィボナッチリトレースメントは
であり、やはり半値戻し(50%)の110円が重要なテクニカルポイントとして浮上する。
110円前後に要注目だ。
≪日足≫
日足でダウ理論上のトレンドが転換。
下降トレンドラインも突破し、イケイケムード。
一目均衡表の雲も突破し、三役好転示現。
地合いは上昇トレンド。
【戦略】
雲を突破したので買い 103.18 10万ドル アホールド
110手前で利食いが目標
■ユーロドル
月足
週足
日足
【コメント】
史上最高値1.6019を示現してから大暴落。
水面下で我々一般大衆の知らない「何か」が進行しているのだろう。
一見、このまま下落トレンドに反転するかのようにも見えるが、
この高値更新が後々効いてくると思う。
あくまでもトレンドは↑ と考えて居る。
積極的には売りたくない。
買い場をじっくりと探したい。
具体的には日足で買いサイン(ダウ理論)が出るのをじっくりと待ちたい。
【戦略】
1.5909 30万ユーロ 買い → 1.5911で薄利撤退
何か様子が変(私たちの知らない「何か」が水面下で起こっているよう)でしっくりこないので、
しばし様子見。
基本的にはマーケットの意志は上昇トレンド継続と考えて居る。
■FRB ドルインデックス
FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update
前代未聞の歴史的超ハイパードル安。
ドルが歴史的大暴落。
奈落の底で転げ回っている。
我々は今まさに、歴史を目撃している。
諸行無常、おごれるものは久しからず、である。
祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ。
『平家物語』 より
しかし、永遠の上昇が幻想であるのと同じで、
永遠の暴落もまた、幻想である。
嵐も永遠に続くわけではなく、
嵐が過ぎ去った後には、美しい虹が空を飾る。
厳しい冬も永遠に続くわけではなく、
冬のあとには、草花が生い茂り鳥たちが舞う春が訪れる。
ドル安も永遠に続くわけではなく、必ず反転する。
■今週の未来レート
GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)
SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)
Yahoo! Finance クオート (未来レート3)
OANDA FXTrade(未来レート4)
Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)
■今週の相場格言
多くの経済学者がファンダメンタルズ的アプローチを
用いて商品市場でのトレードを試みたが、
大抵、損失に終わっている。
問題は、マーケットが
ファンダメンタルズではなく、
人の心理で動く、
ということだ。
『新マーケットの魔術師』
第三章 チャートの生き字引 アル・ウェイス より