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FX・株のテクニカル分析入門 第50号 

エリオット波動理論 【16】 フィボナッチ・タイム・ターゲット

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


    

FX・株のテクニカル分析入門 第49号 

エリオット波動理論 【15】 

フィボナッチ・リトレースメントと波動原理 後編

  
   
    
   
   
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  こんばんは。FXTECです。
     
  いつもご愛読ありがとうございます。
     
  感謝します。
    
   
   
  さて、本日は、
   
  「フィボナッチ・リトレースメントと波動原理 後編」
   
  をご紹介します。
    
   
   
   
  ■フィボナッチ・リトレースメントってなんだっけ?忘れちった。
   
   
  フィボナッチ・リトレースメントについては、
    
  以前ブログでもご紹介しておりますので
   
  ご参照ください。
   
    
  フィボナッチ数とフィボナッチリトレースメント~エリオット波動論の源流
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/01/post_307.html
   
   
   
   
  ●フィボナッチリトレースメントとは
    
    
  フィボナッチ数間の比
   
  ・0.236(23.6%)
   
  ・0.382(38.2%)
   
  ・0.5(50%、半値)
   
  ・0.618(61.8%)
   
  ・1(100%、全値)
   
  を用いて、
   
  相場の押しや戻りの目標価格を推測する手法です。
   
    
   
   
  ■はいはい、で、エリオット波動理論ならではの解釈って無いのか?
    
    
  前号でご紹介したルールはかなり独特な物ですが、
   
  今回はもっと広く普遍的に使えるルールをご紹介します。
    
   
  (1)強いトレンドにおいては、最小の戻しは38.2%である。
   
  (2)弱いトレンドにおいては、最大の戻し幅は61.8%である。
   
  (3)前回の強気もしくは弱気マーケットの完全な100%の戻しも
  重要なサポートもしくはレジスタンスとなる。

   
   
   
   
  ■ふーん、で?
   
   
  「強いトレンド」「弱いトレンド」などというものは、
   
  後から明らかになるものであり、今回のルールを見て、
   
  「だから何?後講釈なんかいらねーよ」という方も多いと思います。
   
   
  しかし、今回のルールの趣旨はそういうことではなく、
   
  チャートポイントとして皆が注目する水準として
   
  38.2%、61.8%が重要であり、
   
  そのポイントにトレードチャンスが生じる、   
 
 
  ということです。
    
   
   
  買い方は「強いトレンド」を維持(演出)するために、
   
  人為的なポイントである38.2%を防衛
しようと必死になります。
   
  一方、売り方は38.2%を割ろうと必死になります。
    
   
  50%、61.8%も同様です。
   
   
  ここに、トレードチャンスが生まれます。
     
     
  市場を動かす実体たる人間の希望、期待が集中するチャートポイントには、
   
  ランダムウォークを超えた期待値が示現するものと考えます。

   
  具体的には、ブレイクアウト戦略が機能する可能性が高まります。
    
   

  
   
  ■はいはい、どうせオカルトやろ?
   
   
  本当に机上の空論のオカルトなのか、
   
  具体的にチャートを見てみましょう。
   
   
  ドル円 日足 2008
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as069.JPG  

as069.JPG

  
     
   
   
  ■なるほど、興味深いね。
   
   
  絶対にそうなるとは限りませんが、
   
  38.2%、50%、61.8%は、売り買いの思惑が錯綜し、
   
  激突することが多い
ように思います。
   
  一つの目安にすると、より深く相場を楽しめるようになると思います。
    
    
     
   
  以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
    
   

  
   
  ■テクニカル分析ツール
   
  テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
   
  それぞれに利点があるので、
   
  以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
   
  いずれも無料なので、いざというときの為にも、
   
  5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
   
   
  【1】 外為どっとコム リアルタイムチャート
  一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
  ここのチャートを使っています。
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  ※ セントラル短資 ハイパーチャート
  外為どっとコムと同じドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
  こちらは外為どっとコムよりも豊富な通貨ペアのチャートを見ることができます。
  ユーロポンド、ドルスイスなどのポイント&フィギュアを見るときは、
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  【2】 MJ
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  【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード
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  【4】 GFT DealBook
  一目均衡表の表示が可能ですが、
  日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
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  →GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
   
   
   
  【5】 MetaTrader 4(中級者以上向け)
  日足の区切りは各業者でバラバラです。
  日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
  初心者にはおすすめしません。
  →MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
   
   
   
  その他、業者比較はこちらで。
  http://hikaku.fxtec.info/
   
   
   
   
  ■ 次回予告
   
  次回は、エリオット波動理論の時間論である、
   
  ・フィボナッチ・タイム・ターゲット
   
  をご紹介します。
   
   
   
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