先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第43号 

エリオット波動理論 【9】 

調整波のパターン その4 ダブル・スリーおよびトリプル・スリー

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


     

FX・株のテクニカル分析入門 第42号 

エリオット波動理論 【8】 調整波のパターン 

その3 トライアングル 三角保合 コンティニュエイション・パターン

    

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こんばんは。FXTECです。

新年あけましておめでとうございます。

     

おかげさまでこのメルマガも新年を迎えることが出来ました。

これも皆様のおかげさまです。

ありがとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

  

  
さて、本日は 「調整波のパターン その3」  として

「トライアングル」

をご紹介します。

   

このトライアングルは、数あるテクニカル分析の中でも

最重要パターンの一つです。

  

  
■トライアングルって何?

  
エリオット波動理論で言うトライアングルは、

以下の4パターンに分類されています。

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/eritriangle.png

eritriangle.png

1.アセンディング(上昇)・トライアングル

2.ディセンディング(下降)・トライアングル

3.シンメトリカル(対称)・トライアングル

4.リヴァース・シンメトリカル(逆対称)・トライアングル

  

  
このトライアングルは通常第四波動において発生し、

主要トレンドの最後の動きに先立つものとされます。

  

また、第四波動以外では、調整波B波動でも起こりうると言われます。

  

  
エリオット波動理論では、このトライアングルは、

コンティニュエイション・パターン(中段保合)とされ、

反転パターンではない、とされる点が大きな特徴です。

  

※現実には、トライアングル形成→反転という場合も多いです

  

  
また、このトライアングルの法則としては、

1.原則として五つの波から成り立つ

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/eritriangle.png

eritriangle.png

2.それぞれの波はさらに三つの波に分かれる

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/eritriangle.png

3.トライアングルからのブレイクアウトは、
  トライアングルの最大幅(パターンの高さ)と同じだけ動くことが多い

4.トライアングルの頂点が、最後の第五波完成のタイミング
  示すことが多い

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/4wavetri.jpg

4wavetri.jpg

   

とされます。

  

   

■ふーん、中段保合って、たしか他にもあったよね?


エリオット波動理論では上記の4種類がトライアングルの

典型パターンとされますが、

今日のテクニカル分析の通説では、以下の11パターンが、

中段保合パターン(コンティニュエイション・パターン)

の典型とされています。

   

コンティニュエイション・パターン 中段保合

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triangle.png

1 ボックス、レクタングル、

2 上昇フラッグ、

3 下降フラッグ

4 トライアングル ペナント

5 逆三角

6 上昇三角 アセンディング・トライアングル

7 変則逆三角

8 下降三角 ディセンディング・トライアングル

9 変則逆三角 

10 上昇ウェッジ

11 下降ウェッジ

  

  

■はいはい、で、この保合パターンが出たらどうすればいいわけ?


これらのフォーメーションが出現したら、

下手に手出しをせず、

ブレイクアウトをじっくりと待ち、

放れ(はなれ)に全力で追従するのが基本戦略となります。

  

我が国の相場格言にも、「保合い放れにつけ」

という言葉が残っているくらい、古くから伝わる戦略です。

  

  

■でも本当にそれでうまくいくの?机上の空論じゃないの?

  
では、色々と実例を見てみましょう。

先日のドル円 トライアングル
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ユーロポンド 壮大なウェッジ
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ポンド円 アセンディング・トライアングル
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ドル円 トライアングル
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ドル円 トライアングル
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ap063.JPG   

  

■ふーん、これは結構すごいね。

この「保合放れ全力追従戦略」は、

星の数ほどあるテクニカル分析の戦略の中でも、

かなり勝率の高い戦略の一つだと思います。

上級トレーダーの中には、この保合ブレイクアウト専門の方も

いらっしゃるようです。

  

  
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

  

  

■ テクニカル分析ツール

テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。

それぞれに利点があるので、

以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。

いずれも無料なので、いざというときの為にも、

5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。

  

【1】 外為どっとコム リアルタイムチャート
一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
ここのチャートを使っています。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設で無料で使えます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2

  

※ セントラル短資 ハイパーチャート
外為どっとコムと同じドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
こちらは外為どっとコムよりも豊富な通貨ペアのチャートを見ることができます。
ユーロポンド、ドルスイスなどのポイント&フィギュアを見るときは、
ここのチャートを使っています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi

  
【2】 MJ
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュースが表示できるのが便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
 

  

【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4

  

【4】 GFT DealBook
一目均衡表の表示が可能ですが、
日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei

     

【5】 MetaTrader 4(中級者以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
初心者にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/

  

その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/

  

  
■ 次回予告

次回は、

調整波のパターン その4 として、

ダブル・スリーおよびトリプル・スリー

をご紹介します。

  

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