こんにちは。FXTECです。
第1号では『テクニカル分析の本質』と題して、
「テクニカル分析 共同幻想説」をご紹介しました。
※「テクニカル分析 共同幻想説」は、私の勝手な説です。
「幻想」という言葉の響きがネガティブですが、
現実に"社会的実体"として機能している共同幻想というのはたくさんあります。
法人（会社）、国家、某巨大掲示板、ブログ、...etc.
これらは、きちんと立派な"社会的実体"のある共同幻想です。
テクニカル分析も同様に、"社会的実体"のある共同幻想と考えています。
テクニカル分析を信じる人が充分多ければ、それは"社会的に"機能してしまうのです。
参考：吉本 隆明 『共同幻想論』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?yosimoto
ちなみに、ある高名なテクニカルアナリストも、
「現代の市場では、テクニカルアナリストの存在自体がファンダメンタルズになっている」
と言っていますが、私も同意見です。
さて、そんなややこしい話は置いといて、
今回はテクニカル分析の種類についてご紹介します。
★★１ テクニカル分析の分類 ～神話の体系～
■１ トレンド分析 【最重要】
・MA 移動平均
単純移動平均（SMA）
修正移動平均（RMA）
加重移動平均（WMA）
指数平滑移動平均（EMA）
・MACD 移動平均収束発散法
・グランビルの法則
・トレンドライン
・レジスタンス、サポート
・チャネル
・ダウ理論、
・エリオット波動論
・一目均衡表
・パラボリック（トレンドの転換を示唆）
■２ フォーメーション分析（パターン分析） 【典型的な神話】
・トライアングル（和名：三角保合）
・ダイヤモンド・フォーメーション
・ヘッド・アンド・ショルダーズ（和名：三尊）
・ダブルボトム・トップ
■３ オシレーター分析
・BB ボリンジャー・バンド
・移動平均乖離
・RSI 相対力指数
・ストキャスティクス
・DMI
・エンベロープ
・ボラティリティ・システム
・モメンタム
・相対力レシオ
・スウィング・インデックス
※オシレーター oscillator とは、「振り子」の意味で、
売られすぎ、買われすぎを判断するための指標です。
■４ その他
・ポイント＆フィギュア
・フィボナッチリトレースメント（値幅観測）
・高値、安値
・ブレイクアウト
・酒田五法
・羽黒法
・ローソク足型分析
・NR7
・PIVOT
・サイコロジカル・ライン
・新値足
・RVI
・アリゲーター
・フラクタル
・タートル・スープ・ワン
次回以降、それぞれの指標を具体的に見ていきたいと思います。
★★２ テクニカル分析指標 人気ランキング
私が管理しているサイトで、テクニカル分析指標の人気ランキングというのをやっています。
なかなか興味深い結果になっています。
上位10位のものは知っておいて損は無いものばかりです。
（10位のは？ですが。笑）
FX比較 何でも人気ランキング
http://hikaku.fxtec.info/x/vote/vote.cgi?_mode=view&id=1156751967
Ｑ．FXのテクニカル分析で、あなたが実際に利用しているのは？
1位 ボリンジャー・バンド 35 (12.5％)
2位 単純移動平均 SMA 32 (11.5％)
3位 移動平均収束発散法 MACD 30 (10.7％)
4位 一目均衡表 27 (9.7％)
5位 ストキャスティクス 24 (8.6％)
5位 トレンドライン 24 (8.6％)
7位 相対力指数 RSI 18 (6.4％)
8位 フィボナッチリトレースメント 12 (4.3％)
8位 フォーメーション（三角保合、三尊、ダブルボトム、ダブルトップなど） 12 (4.3％)
10位 2チャンネルno逆張 10 (3.5％)
★★３ テクニカル分析ツール
テクニカル指標を簡単に表示するには、以下のツールを使うと便利です。
■外為どっとコム リアルタイムチャート 【オススメ】
一目均衡表、ポイント＆フィギュア、ローソク足型を見るときはここのチャートを使っています。
口座開設で無料で使えます。
→http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
■マネーパートナーズ ハイパースピード 【オススメ】
口座開設＆入金で無料で使えます。ランド円の分析に使います。
→http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
■GFT DealBook 【オススメ】
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
■MetaTrader 4 【上級者向け】
適当なブローカーでデモ登録すれば無料で使えます。
ポイント＆フィギュアは表示できません。
また、MACDは表示が特殊、移動平均乖離率はデフォルトでは表示できないので
特殊なカスタマイズをする必要があります。
→MetaTrader系業者さん http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?MT
★★４ 次回予告
次回は、テクニカル分析人気No.1のボリンジャーバンドを使った売買戦略をご紹介します。
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