2007/03/08 21:00 BOE政策金利 
結果 5.25% (予想通り)
予想 5.25% 
現行 5.25% 

2007/03/08 21:45 ECB政策金利 
結果 3.75% (予想通り)
予想 3.75% 
現行 3.50% 

2007/03/08 22:30ごろから  トリシェECB総裁コメント
本日の利上げはインフレリスクを反映したもの。
金利の上昇は価格期待の抑制に寄与する。 
現状の景気拡大は広範にわたるもの
経済成長は2007年を通じて続くだろう。
外部環境は輸出をサポート。
投資は依然として力強い。  
金融政策は引き続き緩和的
しっかりとタイムリーな対応が必要。
ECBはリスクを注意深く監視。 
07年インフレ見通しの上限引き下げ、原油下落が要因
08年インフレ見通しは上方修正、成長拡大見通しで。
マネタリー分析からはインフレ上昇リスク。 
消費は次第に強くなろう
短期的には成長に対するリスクは概ね均衡。
長期的な成長リスクは依然として下向き。
インフレは夏以降に上昇へ。
春から夏にかけてはインフレは低下傾向。 


ユーロドル

ab0590

ab0594

ポンドドル

ab0591

ab0595

ドル円

ab0592

ab0593

 

BOE政策金利は予想通りの据え置きでしたが、 例によってポンドは暴落

ちなみにBOE政策金利発表の前に、 ポンドは意味不明に急騰していました。

いつものことながら、ポン様は何がしたいのかよくわかりませんが、

一応前回のBOE政策金利(2月)と同じパターンでした。

 

ECB政策金利は予想通りの0.25%引き上げで、 例によって金利発表後はかるーく乱高下。

その後トリシェ発言で暴力的なドル高

 

トリシェ発言、そんなに弱気なんでしょうか。

普通の感覚で読めば、どちらかというと強気の発言のようにも見えますが。

まあ、トリシェ発言が原因でユーロ売りドル買いというわけではなく、綱引きで売り方が勝ったというだけと思われます。

 

さて、今日は米雇用統計。

欧州政策金利と米雇用統計が同じ週に一緒にあったのは、2006年12月7日、8日以来です。

↓にまとめ記事を書いていますので、ご参考になれば幸いです。

BOE,ECB政策金利、 トリシェ発言まとめ(12月)

米雇用統計まとめ (12月) 乱高下

ちなみに、2006年12月の米雇用統計は、指標無視、超大荒れの乱高下祭りでした。

今晩が楽しみです。