FOMC政策金利自体の結果はほぼ予想通りで、
FOMC声明も、どちらともとれる内容だった。
しかし、結果はすさまじいドル安。
今回は、前回と違い一方的な展開となった。
ニュースサイトでは、声明文が弱気の文言になったことが原因だとか、
0.5%利上げを織り込んでいたから失望売りだとか、
色々とまことしやかに解説されている。
しかし、個人的な感覚としては、それらの解説に激しく違和感を感じる。
すなわち、相場的にはFOMCの内容自体はどうでも良くて、
サプライズ無しの場合は最初からドルを売るつもりだった、
或いは極端に言えば、相場が行きたい方向に行っただけとしか思えない。
いずれにせよ、こういう超重要指標の結果を受けてどう相場が動くかなど、
確定的なことは誰にも分からない。
流れについて行くしかない、ということだろう。