2018年4月6日(金)21:30
非農業部門雇用者数(3月)21:30
結果 10.3万人 予想よりも弱い
予想 18.5万人
前回 32.6万人(31.3万人から修正)上方修正
失業率(3月)21:30
結果 4.1% 予想よりも弱い
予想 4.0%
前回 4.1%
コメント
今月の米雇用統計は、
非農業部門雇用者数、失業率、ともに予想よりも弱い数字となりました。
全体的には、失望、悪材料と言える結果です。
市場の期待ほどの強さがなく、景気減速懸念が急浮上してきました。
常識的、ファンダメンタル分析的に考えると、
・NYダウ 多少乱高下のあと下落
・ドル 多少乱高下のあと下落
となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。
グローバル的な視点で見ると、
米国はドルのジャブジャブ供給終了、利上げサイクルに入りましたが(金融引き締め)、
その一方で、欧州、日本は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)、
という状況で、
ドル高になりやすい経済環境ではあります。
では、この材料を受けて、
机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?
ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?
↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください。
・ユーロドル の値動き
・ユーロ円 の値動き
・ポンドドル の値動き
・ポンド円 の値動き
・ドル円 の値動き
・原油 の値動き
・金 の値動き
・NYダウ の値動き
1分足 下記のチャートでは8:30が日本時間21:30
初動は売り買いの殴り合い。殴り合いに勝ったのは・・・?
15分足
殴り合いの結果、NYダウ暴落、ドル暴落。残念ながら、これがトレンドということ。
米長期金利 下落(※↓のチャートの数字を0.1倍したのが金利。例:チャートの表示が21.50の場合、金利は2.150%)
→ https://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/saxo_1.html