2017年12月8日(金)22:30
非農業部門雇用者数(11月)22:30
結果 22.8万人 予想よりも強い、好結果
予想 19.5万人
前回 24.4万人(26.1万人から修正)下方修正
失業率(11月)22:30
結果 4.1% 予想どおりで何のサプライズもない
予想 4.1%
前回 4.1%
コメント
今月の米雇用統計は、失業率が市場予想どおりでサプライズなし、非農業部門雇用者数の前回数値が下方修正だった一方で、今回の結果は予想よりも強いサプライズの好結果でした。
全体的には好結果、悪くないと言える内容と言えると思います。
常識的、ファンダメンタル分析的に考えると、
・NYダウ 多少乱高下のあと上昇
・ドル 多少乱高下のあと上昇
となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。
グローバル的な視点で見ると、
米国はドルのジャブジャブ供給終了、利上げサイクルに入りましたが(金融引き締め)、
その一方で、欧州、日本は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)、
という状況で、
ドル高になりやすい経済環境ではあります。
では、この材料を受けて、
机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?
ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?
↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください。
・ユーロドル の値動き
・ユーロ円 の値動き
・ポンドドル の値動き
・ポンド円 の値動き
・ドル円 の値動き
・原油 の値動き
・金 の値動き
・NYダウ の値動き
1分足 下記のチャートでは8:30が日本時間22:30
初動はドル安&乱高下の殴り合い。
15分足
ドル安&円安。NYダウも高値圏で滞空。
米長期金利 (※↓のチャートの数字を0.1倍したのが金利。例:チャートの表示が21.50の場合、金利は2.150%)
→ https://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/saxo_1.html