日本時間 2017年7月20日(木)20:45
ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想通りのゼロ金利据え置き
※上下限金利も据え置き、マイナス0.4%~プラス0.25%
予想 0.00%
現行 0.00%
資産購入枠
資産購入額は12月まで月額600億ユーロ、必要に応じ延長
■声明(フォワードガイダンス)
「金利はQEの終了後もかなりの期間現行水準に留まる」
「見通し悪化の場合、QEの規模と期間を拡大する」
「QEはインフレ過程が持続的となるまで継続」
21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見
「600億ユーロ規模のQEは少なくとも12月まで実施」
「成長へのリスクはほぼ均衡」
「QEは持続的なインフレ上昇が見られるまで継続」
「極めて大規模な金融緩和が必要」
「景気拡大はまだ物価に波及していない」
「ヘッドラインのインフレはエネルギー価格の影響受けている」
「基調インフレ圧力は引き続き抑制されている」
「コアインフレは中期的には緩やかに上昇」
「景気の一層の上振れに向けた勢いは増している」
「グローバルな回復が貿易輸出を下支え」
「回復は広範にわたっている」
「ECB理事会は秋に決定を下す」
「QE変更時期を設定しないことで全員一致」
「テーパリング(量的金融緩和の縮小)のシナリオは議論されていない」
ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。
量的緩和は、前回発表した内容を踏襲で特にサプライズ無し。
その後のドラギ会見は、
ちらほら明るい内容が見られました。
最悪期を脱したのか?と少しは希望が持てる内容でした。
グローバル的な視点で見ると、
米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、
その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。
常識的、ファンダメンタル分析的に考えると、
・ECB金利発表(&フォワードガイダンス)で、多少の乱高下
・ドラギ会見で、底打ち期待でユーロ買い
となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。
では、この材料を受けて、
机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?
ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?
↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください。
・ユーロドル の値動き
・ユーロ円 の値動き
・ポンドドル の値動き
・ポンド円 の値動き
・ドル円 の値動き
・原油 の値動き
・金 の値動き
・NYダウ の値動き
5分足 下記のチャートでは7:45が日本時間20:45 ECB金利
ユーロドル5分足