日本時間 2017年4月7日(金)21:30

    

非農業部門雇用者数(3月)21:30
結果 98千人 サプライズの弱い結果!悪材料!
予想 180千人
前回 219千人(235千人から修正)下方修正

 

失業率(3月)21:30
結果 4.5% サプライズの改善!好材料!

予想 4.7%
前回 4.7%

     

今月の米雇用統計は、

非農業部門雇用者数がサプライズの弱い結果だった一方で、

失業率はサプライズの好結果となりました。

  

好悪どちらにもサプライズの材料で、どちらとも言えない、判断の難しい結果となりました。

前回の米雇用統計まとめ

    

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・NYダウ 乱高下していってこい

・ドル 乱高下していってこい

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国はドルのジャブジャブ供給終了、利上げサイクルに入りましたが(金融引き締め)

その一方で、欧州、日本は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)、

という状況で、

ドル高になりやすい経済環境ではあります。

       

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き


    

1分足 下記のチャートでは8:30が日本時間21:30  猛烈な殴り合い

FXa001087

   

15分足 全力の殴り合いを制したのは・・・

FXa001089

※このチャートを見る方法

    

米長期金利は爆上げ!!

z

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/saxo_1.html

 

       

 

初動は

・ドル 迷いなく暴落

・NYダウ 迷いなく暴落

でした。

   

しかし、即座にカウンターが入り、あっという間に流れが反転。

結局は、

・ドル 爆上げ

・NYダウ爆上げの後、結局元の水準に戻って終了

となりました。

   

さて、場味の分析ですが、

上も下もどちらもあり得る材料でしたが、

マーケットは、強気の反応を示しました。

相当底堅い印象です。

初動の下げで、分厚い岩盤にガツンと当たったような音がしました。

 

特にドル円は、ここから下(110円以下)は相当厚い買い需要がありそうです。

ドル円日足で買いサインが出たら買ってみたいと思います。