日本時間 2016年9月8日(木)20:45 発表

ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想どおりでサプライズ無し
予想 0.00%
現行 0.00%

資産購入枠 月額800億ユーロで据え置き(ユーロジャブジャブ供給)

   

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「現時点で不透明感に対しユーロ圏経済は底堅さを示唆
「ECBは刺激策の選択評価を委員会に委託」
金利を現在の水準もしくはより低い水準で長期間維持する
インフレは徐々に上向く
資産買い入れプログラムの延長を議論せず
当面は追加刺激策必要ない


      

     

ECB政策金利は、市場予想どおりの据え置きでした。

サプライズはありません。

  

その後のドラギ会見は、前回までとは違い、

前向きな発言が連発。

ユーロ経済は大底、最悪期を脱したのか?と思えるような、

希望の兆しが見える内容でした。

 

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調で利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「金利を現在の水準もしくはより低い水準で長期間維持する」byドラギ

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表で多少乱高下

・ドラギ会見で、ユーロ経済は大底を打ったのか!?となってユーロ急騰

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

                

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き


     

5分足 下記のチャートでは7:45が日本時間20:45 ECB金利

FXa000640

  

ユーロドル5分足 結局、トレンドレスの保合相場

FXa000641

※このチャートを見る方法