2016年7月21日(木)20:45 発表
ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想どおりのゼロ金利据え置き
予想 0.00%
現行 0.00%
資産購入枠 月額800億ユーロ(ユーロジャブジャブ供給、据え置き)
21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見
「英国のEU離脱は回復への逆風」
「成長へのリスクは下振れ方向」
「回復は緩やかなペース、第2四半期は第1四半期よりも低調」
「インフレは当面数ヶ月間は低水準」
「インフレは年末にかけては持ち直す、2017-18年には一段と上昇」
「構造改革が必要」
「新たな経済予測が状況の把握の助けになろう」
「ECBは量的緩和の縮小は議論していない」
ECB政策金利は、市場予想どおりの据え置きでした。
サプライズはありません。
その後のドラギ会見は、やはり暗い内容でした。
欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。
それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、
再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。
グローバル的な視点で見ると、
米国は経済環境順調で利上げサイクルに乗りましたが、
その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「量的緩和の縮小は議論していない」byドラギ
常識的、ファンダメンタル分析的に考えると、
・ECB金利発表で多少乱高下
・ドラギ会見で、やっぱりユーロだめだよね、となってユーロ暴落
となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。
少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。
では、この材料を受けて、
机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?
ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?
↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください。
・ユーロドル の値動き
・ユーロ円 の値動き
・ポンドドル の値動き
・ポンド円 の値動き
・ドル円 の値動き
・原油 の値動き
・金 の値動き
・NYダウ の値動き
5分足 下記のチャートでは7:45が日本時間20:45 ECB金利
激しい殴り合いをするも、結局は「いってこい」で終了。方向感ナシ
米長期金利
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/saxo_1.html