2016/01/21 (木) 21:45

ECB政策金利
結果 0.050% サプライズ一切無し
予想 0.050%
現行 0.050%

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

金利はしばらく同じかこれより低い水準
下振れリスクは年初から増した
3月に政策を再検討する可能性」
2016年のインフレ見通し、大幅に低下
「今日の決定は全会一致」
「状況変化に応じて政策措置を調整する必要」


      

     

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

   

その後のドラギ会見は、総悲観という感じで、

明るい話は全くありませんでした。

   

欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。

それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、

再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。

   

また、大戦争の足音が確実に近づいており、

欧州全体が暗いムードに覆われています。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調で利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「しばらくこの状況が続く」byドラギ

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表では動かず

・ドラギ会見で、やっぱりユーロだめじゃんとなってユーロ暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

        

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き


     

5分足 下記のチャートでは7:45が日本時間21:45 ECB金利

FXs000103

 

FXs000106

   

※このチャートを見る方法

米長期金利

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/saxo_1.html