投資の神様、ジム・ロジャーズのインタビュー記事がありましたのでご紹介いたします。
ジム・ロジャーズ氏の株式・商品相場見通し - WSJ
http://jp.wsj.com/articles/SB10589961604557044643904581358382949935122
以下は印象に残った言葉です。
「次の危機が来れば非常に深刻な問題が生じる。大半の株式やその他の投資で買い持ちするのは良くない。」
「中央銀行(FRB)が金利を低く抑えている間にもう一度株価上昇があるだろうが、それが最後になると私は思う。」
「米国のジャンク債をショートしている。」
「米国のハイテク銘柄をショートしている。」
「過去から学ぶと、上昇時に好材料が沢山あっても価格上昇が鈍ければほぼ天井で、下落時に悪材料だらけになってもそれ以上下がらなければ底を形成しつつあるとみる。従って、エネルギーは底を打ちつつあると思う。」
「農業はしっかり買う、エネルギーは慎重に、その他は様子見だ。」
「通貨でポジションが最大なのは米ドルだ。今後世界の金融市場で問題が起きてくると予想する。そうなると、投資家は安全な隠れ場所を探し、米ドルは安全だと考えるだろう。米国は世界最大の債務国かもしれないが、それでもほかを見まわして、ユーロや円に行くよりは米ドルを選好するだろう。米ドルはどんどん強くなり、今後起きる混乱の深刻度によってはバブルになるかもしれない。」
「コモディティーや株式などに格別な投資機会があるだろう。6年半もの素晴らしい時期を経験したが、今後そう長くは続かない。今のうちに流動資産を米ドル、あるいは可能な場合は人民元で蓄えておくことだ。」