今日は、当ブログで毎年恒例となった「今年の相場予想」をしてみたいと思います。

1978~2014年の月足データ(テクニカル) & 主要なファンダメンタルを

分析してみました。

DSC_5024cc - コピー - コピー (2)_3


 

      

■ファンダメンタルズ

■2015年の超重要世界的イベント

1月
1月9日から - AFCアジアカップ2015が、オーストラリアで開催
1月13日 - Microsoft Windows 7のメインストリームサポートの終了日。
英国の公道で自動運転車の実験走行を開始。
  

2月
イエメンの暫定選挙によって選出され、2012年2月25日に就任したハーディー大統領の任期終了。この頃までには制定を目指す新憲法下の選挙により、新たな大統領が選ばれる予定。

3月
3月14日 - 北陸新幹線の長野駅 - 金沢駅間が開業。

4月 特になし

5月
5月1日 - 10月31日 - イタリア・ミラノでミラノ国際博覧会開催。
5月19・21・23日 - オーストリアで第60回記念ユーロビジョン・ソング・コンテストが開催。19・21日はセミファイナル、23日はグランドファイナル。

6月 特になし

7月
7月14日 - NASAが2015年から9年前の2006年に打ち上げた、人類初の冥王星無人探査機ニュー・ホライズンズが冥王星に最接近。距離は11,096km。
7月28日 - 世界スカウト機構主催の第23回世界スカウトジャンボリーが山口県・きらら浜で開催。8月8日まで。
2015MLBオールスターゲーム(アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国シンシナティ・グレートアメリカンボールパーク)[4]

8月
8月6日 - 広島で70回目の原爆の日を迎える。
8月9日 - 長崎で70回目の原爆の日を迎える。
8月15日 - 第二次世界大戦終結後70回目の終戦記念日を迎える。

9月
9月18日-10月31日 - 2015 ラグビーワールドカップがイングランドで開催。

10月 特になし

11月
11月20日 - Microsoft Windowsが発売開始されてから30周年となる。

12月 特になし

    

※特に為替に大きな影響を与えるような超重要イベントはない。意外と地味な年のようです。

       

     

■重要テーマ

米FRB金利引き上げの動向、米長期金利の推移 (最重要テーマ)

ドル円相場は米長期金利との相関が強い

FOMC.jpg

米長期金利チャート

・欧州経済の動向

・日本の天災リスク(首都圏直下大震災、東海大震災、南海トラフ大震災、富士山噴火)

http://shatyuhakunoomoide.up.seesaa.net/5tneHWS_thumb.jpg

・極東アジアの地政学リスク

尖閣問題 →台湾、朝鮮半島に火花が飛び誘爆、極東戦争勃発?

北朝鮮軍部が暴走開始?中国人民解放軍も暴走寸前?

ミサイル.jpg http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/B-2.jpg

・いよいよ、中華バブル崩壊?(中華バブル崩壊→極東戦争)

・ジムロジャーズ「来年(2015年)から再来年(2016年)にかけて、更なる混乱が通貨市場で起こるであろう」→ジム・ロジャーズ発言まとめ

    

    

■テクニカル

   

■1978年~2014年月足

2015

1982年11月高値278円を起点とする、

超巨大下降波 第五波動、成就せり。

エリオット波動理論

波動サイクル

月足の波動は、巨大なアップトレンドへと歴史的転換。

現在、巨大な第一波動形成中。

今年中に第一波動形成が完了した後、

大規模な調整過程へと入るでしょう。(妄想)

   

   

■週足

201522

   

    

    

    

■1978年~2014年 ドル円 月足データ

 

usdjpy2015

     

     

     

■1978年~2014年 ドル円 月足データ 解析結果 

2014made

※円安の年とは年終値-年始値がプラスの年、円高の年はマイナスの年

     

平均して、年始値から上下9%程度変動するのが普通という結果が出ました。

また、年足が陽線、すなわち円安の年は、率にして14%程度の高値を示現するようです。

また、年足が陰線、すなわち円高の年は、率にして-14%程度の安値を示現するようです。

    

     

■では、2014年ドル円相場はどうだったのか? 

2014matome

(クリックで拡大します)

 

年始値 105.24

年終値 119.82 (年足陽線、+14.58円

高値 121.84 年始値+16.60円 、+15.78% (ほぼ、円安の年の平均)

安値 100.75  年始値-4.49円、-4.26% (ほぼ、円安の年の平均)

でした。

      

今年は、典型的な円安の年であったと言えると思います。

アベノミクスによる日本の金融緩和と、

米経済の堅調な回復、FRBの量的緩和終了が、

うまくギアがかみ合って、シナジー効果をもたらしました。

     

    

    

■で、2015年はどうなるのか?レンジ、高値安値大予想

上記の「1978年~2014年 ドル円 月足データ 解析結果」を用いて、

2015年のドル円始値を 119.70 として代入すると、

以下の数字が出てきます。

2015yosou

     

問題は、 2014年が

・普通の平均的な年になるのか、

・円安のバイアスがかかった年になるのか

・円高のバイアスがかかった年になるのか

です。

    

ズバリ結論を申し上げますと、

円高、円安のバイアスのない普通の年になる

と考えております。

    

というわけで、 今年の年間レンジは、

・高値 125-131円くらい

・安値 108-115円くらい

と予想(妄想)します。

   

今年中に130円前後を示現したあとに、

大規模な調整に入るのではないかと考えております。

具体的には、中華バブルがいよいよ崩壊するのではないかと考えております。(妄想)

そうなった場合には、局地的な戦争も始まるかもしれません。

    

が、言うまでもありませんが、絶対にこの通りになるという保証は全くありません。(笑)

こういう考え方もあるんだよくらいに取って頂けますと幸いです。

以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。