スイス中銀は2011年9月6日以来、
ユーロ/スイスフラン EUR/CHF相場について、
1.20以上を維持する政策(無制限為替介入)をとってきましたが、
(記事:スイス中銀怒りの昇竜拳 ユーロスイスEURCHF1.2下限目標宣言に マーケットの反応は?)
日本時間の2015/1/15 18:30ごろに、
事前の通告無く、突然、
政策金利を-0.25%から-0.75%に引き下げると同時に、
ユーロ/スイスフランEUR/CHFの1.20下限策中止を表明しました。
以下は、マーケットの反応です。
15分足
ユーロスイス月足
ドルスイス 5分足
ドルスイス 日足
スイス円 日足
メチャクチャです。
もはや、通貨のチャートではありません。(笑)
ユーロスイス EUR/CHF は、わずか15分で1.2009→0.8472に暴落。
ドル円でいえば、120円から84円に暴落したのと同じです。
また、ドルスイス USD/CHF も、わずか15分で1.0218→0.7402に暴落。
ドル円で言えば、102円から74円まで一気に暴落したのと同じです。
スイス中銀は、マーケットが大混乱すると百も承知で、
突然この暴力的な措置に踏み切ったわけですが、
何が背景にあるのでしょうか。
何かが水面下で動いています。