今月3/7(金曜日)にオープンした、ビルとしては日本一の高さを誇る「あべのハルカス」ですが、
そこの展望台「ハルカス300」に、夕景&夜景を撮影しに行ってきました。
公式サイト:ハルカス300(展望台) あべのハルカス
まずは、夕景(西方向) クリックすると大きな画像をダウンロードできます。
日が沈むと、25分ほどで夜景撮影タイム突入です。
※以下、すべて手持ち撮影です。(三脚は使用禁止)
西方向 F4、1/30、ISO1600
北方向、左にある白い巨塔は通天閣です。 F4、1/25、ISO3200
北東方向 F4、1/10、ISO1600
東方向 F4、1/10、ISO1600
南方向 F4、1/10、ISO1600
《撮影機材》
ニコンD7000 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm f/3.5-5.6 G II
※気合いで手持ち撮影
《ハルカス300での撮影ポイント》
■時間
まず、時間は日没の30分前にフロアに到着して、夕景→夜景を見るのがベストです。
上に上がるまでに余裕で30分はかかるので、
日没の1時間30分~1時間前にはビルに到着した方がいいでしょう。
※日没時間
そして、夜景撮影の時間帯は、日没から25分後~50分後の時間帯がベストです。
日没から1時間を過ぎると、暗くなりすぎてきれいに撮れません。
(建物のシャドウ部分が黒つぶれになり階調が失われる)
まあ、夜景撮影の基本ですね。
■三脚
次に三脚ですが、ハルカス300でのルールとして、三脚は使用禁止なのですが
ほぼ全面的に、手すりが付いています。(西方面以外)
なので、手すりに付けるゴリラポッドは使えそうです!
次回行くときは必ず持って行こうと誓いました(笑)
なお、ゴリラポッドを使うときは、
リモコン、レリーズケーブル、あるいは
それらが無い場合は、5秒タイマーを使うとブレを防げます。
※ちなみに関係ないですが、梅田の空中庭園は三脚使用OKです。
東京の夜景撮影ビルはほぼすべて三脚禁止ですね。
■ホワイトバランスの設定
これは完全に好みなので、
色々いじってみましょう。
とりあえずRAWでオートWBで撮影して、
あとでPCでのRAW現像時にホワイトバランスをいじるのがベストです。
■その他あると便利な物
ガラスに写り込みができるので、
黒い布(光を反射しない素材)をカメラのまわりにかざして、
映り込みの原因になる光源を遮断します。
助手がいるとベストです。(笑)
100円ショップで黒いデニムの布などが売られていますのでそういうのでOKです。
あと、他の客が窓ガラスに頭をこすりつけてアブラが付いていることがあるので、
それを拭き取る柔らかい布もあると良いです。
あと、水平を取るために、水準器もあると良いです。私はD7000内蔵のデジタル水準器を使って水平を取っています。
《管理人のコメント》
自分で言うのも何ですが、結構きれいに撮れました(笑)。
道路がダイナミックに走っていて、とても良い感じです。
しかし、やはりISO1600とかISO3200で無理矢理撮っているので、
ノイズがひどいことになっています。
さらに安物レンズでF4(ほぼ絞り開放)なので、やはり周辺画質がぼろぼろです。
理論計算上は、無限遠が出ていて遠景まで被写界深度内のはずですが、
レンズの収差のためにレンズ周辺部の遠景がボヤボヤになっています。
元々、私は標準レンズとしてニッコール16-85 VRを愛用していたのですが、
昨年の秋の紅葉撮影の時に、岩にぶつけてしまい壊してしまいました。
そのまま古いレンズを使い回していたのですが(F8まで絞れば問題無いため)、
やはり安いレンズは周辺画質がアレだなと痛感しました。
F8まで絞れば安物でも問題ないのですが、
やはり絞りを開けるとレンズ性能が如実に表れますね。
安物レンズの限界を痛感しました。
次回は、消費税増税までにニッコール16-85 VRを買い直し、
ゴリラポッドを用意して、
F5.6、ISO100でガンガン撮ってリベンジしてみたいと思います。
なお、計算上は、
F4、1/10、ISO1600
→これをF5.6、ISO100だと、5段シャッタースピード下げることになるので、
シャッタースピードは3.2秒になります。
ゴリラポッドで3.2秒も止められるのか不明ですが(笑)、
次回トライしてみたいと思います。