天才投資家ジムロジャーズ氏のインタビュー記事です。
世界で最も有名な「投資の神様」ジム・ロジャーズ直撃インタビュー 「私が日本株をすべて売り払った理由を話そう」 激論 アベノミクス 大ピンチ!市場のプロも震える 大暴落あるのかないのかいつなのか | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36081
「日銀はインフレターゲットを2%としていますが、政府がインフレ率をコントロールすることはまず不可能。歴史的に考えても、インフレを起こしながら通貨の切り下げに成功した国を、私は見たことがない。」
「いずれ、実際の物価上昇率は政府の当初の想定よりも遥かに高くなるでしょう。そして円安が進み、通貨の価値は下がっていく。」
「借金とインフレに基づいた経済システムは、いずれ崩壊するでしょう。」
「今の日本は、応急処置ではどうにもならない、本質的で深刻な問題を抱えています。それは、人口の減少と、増え続ける借金です。」
「一方、為替で儲けるのは非常に難しい。しかも今は通貨安競争が起きているので、どの通貨も非常に危うい。」
「私は、日本の農業部門の銘柄は売らずに手元に残してあります。これから円安が加速していけば、リアルな商品を生み出す分野が強くなるからです。」
「とはいえ、総合的に見て日本株の相場は不安定です。今度の参院選後に暴落する可能性も十分にありえる。これから新しく買おうと思っている人は、危険が伴うことを忘れてはいけません。」
なるほどと思いました。
やはり、ジムロジャーズ氏の話はすっと腑に落ちるものがあります。
良心的な記事だと思います。
ボーナスを株や外貨預金に突っ込むのは要注意です。
7月の参院選が終わるまでは様子を見た方がいいと思います。