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FX・株のテクニカル分析入門 第318号

ダウ理論再入門 13 終値の利用とラインの形態

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


 

 

 

FX・株のテクニカル分析入門 第317号

ダウ理論再入門 12

Nonfailure Swing検証編2
 
 
 
 
 
 
 
━━━[お知らせ 1]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 
 
 
 
こんばんは。FXTECです。
 
いつもご愛読ありがとうございます。
 
感謝します。
 
 
 
 
 
さて、
 
完璧なキー・リバーサル・デー Key Reversal Day が示現した
 
日経平均ですが、
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/Windows-Live-Writer/050ffdeb0bb3_14B44/fximgc0400_5.jpg

fximgc0400_5
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2013/05/key_reversal_day.html
 
キー・リバーサル・デー Key Reversal Day入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2011/12/_31_4_key_reversal_dayfx.html
 
 
その後どうなったのでしょうか?
 
 
→その後
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0447.jpg

fximgc0447
  
  
 
連日ニュースになっておりますとおり、
 
日経暴落です。
 
先週末は雲の下限で止まった形になりました。
 
完璧です。
 
 
ほんと、テクニカル分析って面白いな~と思います。
 
 
 
 
 
さて、本日は、
 
ダウ理論再入門 12
Nonfailure Swing(Nonfailure Swing Bottom)
検証編2
 
をご紹介いたします。
 
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png

FailureSwing
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0428b.jpg


fximgc0428b  
  
  
  
 
■ダウ理論ってなんだっけ?
 
 
ダウ理論とは、19世紀末頃、
 
チャールズ・H・ダウ
(Charles Henry Dow、1851年11月6日~1902年12月4日)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/dow.jpg

dow.jpg
 
が『ウォール・ストリート・ジャーナル』の
 
社説シリーズに寄稿した、
 
株価の価格変動に関する理論体系のことをいいます。
 
 
 
チャールズ・H・ダウの生涯については、
 
英語版Wikipediaで詳しく紹介されています。
 
http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Dow
 
 
 
 
※参考書
『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
 
 
ダウ理論入門 【必修】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
 
 
 
 
 
■Failure Swingって何だっけ?Nonfailure Swingって何だっけ?
 
 
Failure Swingとは、
 
高値更新に失敗(Failure)した後、
 
折り返し、前の押しの安値を
 
下抜いたものです。
 
(Failure Swing Bottomはこの逆で底のリバーサルパターン)
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png

FailureSwing
  
 
もの凄くわかりやすい、綺麗なリバーサルパターンです。
 
これを「明確な転換シグナル」と認めることについては、
 
ダウ理論を信奉する人々の間でも議論はありません。
 
 
 
 
 
■Nonfailure Swing
 
 
しかし、実際のマーケットでは、
 
当然このような綺麗なパターンばかりではありません。
 
高値更新してトレンド継続するのかと思いきや、
 
いきなり前の押しの安値をブチ抜く急落になることも
 
よくあります。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png

FailureSwing


  
 
こうなった場合、どう対処すれば良いのでしょうか?
 
売りに参戦すべきなのでしょうか、
 
それとも、売りを見送るべきなのでしょうか。
 
 
 
 
ここで、
 
Nonfailure(失敗してない)Swingという考えが出てきます。
 
要は、高値更新に失敗していない(Non-failure)けれども、
 
前の押しの安値を下抜いたところで
 
「明確な転換シグナル」点灯とみる、
 
という考え方です。
 
 
アメリカのダウ理論信奉者の間でも、
 
この考え方を認める人々と、認めない人々がいるようです。
 
 
Nonfailure Swingを認めない人々は、
 
あくまでも、
 
高値更新に失敗(failure)してFailure Swingになるのを
 
待つようです。(↓の図のS2まで待つ)
 

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png

FailureSwing

 

 


  
  
  
  
 
■はいはい、で、どっちが儲かるんや?
 
 
というわけで、今回は前号の続きで、
 
Nonfailure Swing(Nonfailure Swing Bottom)
を見送る戦略
 
の検証を見てみたいと思います。
 
※前号はこちら
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
 
 
→結果
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0428b.jpg

fximgc0428b
  
 
《コメント》
 
結果は、
 
13戦4勝9敗、勝率31%というボロボロでした。
 
この低勝率は前号と同じです。
 
 
そして問題はトータルの収支ですが、
 
なんと、-436pips(▲4円36銭)という
 
ボロ負け!!でした。
 
 
 
前号で検証いたしました、
 
Nonfailure Swing(Nonfailure Swing Bottom)
 
で売買する戦略は、
 
296pips(2.96円)のプラス!
 
だったのですが、
 
今回はボロ負けとなりました。
 
 
 
敗因としては、
 
まず、損切りが異常に遅くなっていることです。
 
利益が出ると粘り強くポジションを
 
ホールドしてくれるのはいいのですが、
 
損失を抱えた場合も同様に粘り強くホールドしているのが
 
問題
です。
 
逆に行った場合は、例えば150pipsで問答無用に切る、
 
あるいはエグジットの場合だけ
 
Nonfailure Swingを取り入れる、
 
あるいは明らかなレジスタンス、サポートを破った場合は
 
即座に損切りをする
 
などの
 
工夫が必要でしょう。
 
 
 
いずれにせよ、やはりNonfailure Swingという考え方は
 
非常に有効なものであ
ることが
 
確認できたと思います。
 
戦略の中に取り入れて行くべきかと思います。
 
 
 
 
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。 
 
 
 
 
 
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テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
 
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■ 次回予告
 
 
次回は、
 
ダウ理論再入門 13
終値の利用とラインの形態
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 
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