先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第303号
テクニカル分析の本質 4 テクニカル分析=社会的実体説、共同幻想説
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第302号
テクニカル分析の本質 3
過去の価格は現在の価格形成に影響するか?
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
テクニカル分析の本質 3 過去の価格は現在の価格形成に影響あるか
をご紹介いたします。
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■「チャートポイント」が機能しているように見えるのはなぜか
実際にトレードをしている方は分かると思うのですが、
過去に形成された高値、安値のポイントなどで
まるでそこに壁(抵抗)が形成されたかのように、
価格上昇、下降が押さえられたり、
逆にその価格水準を突破したら、
価格変動が急伸するというようなことが
よくあります。
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これはなぜなのでしょうか?
冷静に考えると、非常に不思議です。
ランダムウォーク理論が言うように、
ただの偶然なのでしょうか?
■過去の価格水準が、市場参加者の脳を経由して現在の価格形成に影響
私を含む、テクニカル分析を用いる人々は、
偶然ではない、と考えております。
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基本的なメカニズムとしては、
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前の戻り高値、何度も下値を試した安値、など、
サポート、レジスタンスなどと呼ばれる、
マーケット参加者の多くが注目する
「チャートポイント」には、
売買の注文が集中し、
その約定によって、
テクニカル的なチャートポイントが機能する、
こういうメカニズムと考えております。
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すなわち、
チャートポイントという名の、
「過去の注目すべき価格水準」が、
マーケット参加者の「脳」を経由して、
現在の価格形成に影響を与えているのです。
これがまさに、
「相場心理」と呼ばれているものの本質の一つです。
過去の価格水準は、現在の価格変動に影響を及ぼしている、
これが我々テクニカル分析を学んでいる人間の結論です。
そして、その皆が注目するチャートポイント付近においては、
ランダムウォークを超えた期待値が示現する、
と考えております。
(=トレードのエッジ=優位性が示顕)
つまるところ、テクニカル分析とは、
チャートを通して、
ランダムウォークを超えた期待値が示現する場所を
見つけていく作業と言えるかもしれません。
テクニカル分析とは「宝捜しゲーム」であり、
チャートは文字通り「宝捜しの海図・地図」と考えると、
なんだか楽しいですね。
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■テクニカル分析=社会的実体説、共同幻想説、相場心理説
私は、テクニカル分析は
市場参加者の【共同幻想】である、
と考えております。
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テクニカル分析それ自体は、
【実体の無い幻想・虚構】なのですが、
市場参加者の多くがその存在を信じれば、
【社会的実体】として機能してしまうということです。
(次号に続く)
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
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【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
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フォーメーション分析入門
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【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
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【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
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【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
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■ 次回予告
次回は、
テクニカル分析の本質 4 テクニカル分析とミリンダ王の問い
をご紹介いたします。
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