2011/04/01 (金) 21:30
非農業部門雇用者数(NFP)(3月)21:30
結果 216千人増 予想を超える好結果!
予想 190千人増
前回 194千人増(192千人増から修正)(前月比) わずかに上方修正
失業率(3月)21:30
結果 8.8% 予想を超える好材料!
予想 8.9%
前回 8.9%
今回の雇用統計は、
非農業部門雇用者数、同前回数値、失業率、
いずれも予想を上回る好結果でした。
米国の景気改善は予想以上のスピードで進んでいる印象です。
常識的、ファンダメンタル分析的に考えれば、
株、米ドル、ともに爆上げ!!
となるのが自然に思えます。
では、この材料を受けて、机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?
↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください。
・NYダウ の値動き → 上昇?下落?
・ドル円 の値動き → 上昇?下落?
・ユーロドル の値動き → 上昇?下落?
・ユーロ円 の値動き → 上昇?下落?
・ポンドドル の値動き → 上昇?下落?
・ポンド円 の値動き → 上昇?下落?
・原油 の値動き → 上昇?下落?
・金 の値動き → 上昇?下落?
1分足 下記のチャートでは14:30が日本時間21:30
初動は、株爆上げ、純然たるドル高
15分足
23時から、ドル安円安のバブルモードにスイッチオン。NYダウはメチャクチャに。
雇用統計が発表された次の瞬間、
初動は、
株爆上げ
純然たるドル高
で反応しました。
雇用統計にはめずらしく、素直な反応です。
しかしその後、23時から突如猛烈なドル売りに反転。
NYダウもメチャクチャな乱高下モードに全力で突入。
ただ、対円ではそれほどのドル売りにならず、
結果として、ドル安&円安(対円でのみドル高)でクロス円が爆上げとなりました。
NYダウはメチャクチャな値動きですが、
通貨の方は、ドル安円安の、
いわゆる、バブルイケイケモードが観測されました。
さて、場味の分析ですが、
好結果の雇用統計に対して、素直に反応した
と言って良いと思います。
大震災以降、マーケットもメチャクチャな相場が続いてきましたが、
ようやく落ち着きを取り戻したようです。
また、ドル円は、重要レジスタンスであった84.5を、
あっさりと一発でブチ抜きました。
強気の地合いであると言えると思います。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。