先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第188号
プライスオシレータ 3
DPOの計算 トレンド除去の秘密とは!?
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第187号
プライスオシレータ 2 DPOとは何か
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は
プライスオシレータ 2 DPOとは何か
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5146.jpg
(PPOとDPOチャート)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5148.jpg
(PPOとMACDチャート)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
■プライスオシレータってなんだっけ?
プライスオシレータは移動平均線を応用したテクニカルインディケータです。
プライスオシレータ Price Oscillator には三種類あります。
●PPO Percentage Price Oscillator
通常、プライスオシレータと呼ばれるものはこれ
●APO Absolute Price Oscillator
PPOの原型
●DPO Detrended Price Oscillator
天底の逆張り用、純粋なオシレータ
■で、PPOとAPOって何だっけ?
簡単に言いますと、
APOは、短期EMAと長期EMAの差分の絶対値を取ったもので、
PPOはその差分の割合を計算したものです。
※EMAとは
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/04/fx4.html
●APOの計算式
APO= 短期EMA - 長期EMA
例:APO=EMA(12日)-EMA(26日)
※MACDと同じもの
MACD入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/06/fx107macd.html
MACD=12日EMA-26日EMA
●PPOの計算式
PPO= (短期EMA-長期EMA)÷短期EMA
例:PPO={EMA(12日)-EMA(26日)}÷EMA(12日)
MACDとPPO
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5148.jpg
■はいはい、で、DPOって何やねん?
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5180.jpg
DPOとは、Detrended Price Oscillatorの略で、
Detrended(トレンドを除去された)の名前のとおり、
トレンド性を除去して、
純粋にサイクルを抽出することを目的に開発されたテクニカルインディケータです。
Steven Achelisによって彼の著書"Technical Analysis A-Z"で紹介されました。
※Steven Achelisが開発者かどうかは不明
Steven Achelisは次のように書いています。
「The Detrended Price Oscillator (DPO) attempts to eliminate
the trend in prices.
Detrended prices allow you to identify cycles and
overbought/oversold levels more easily.」
(『Technical analysis from A to Z 』Steven B. Achelis 117ページ より)
これを読むと、サイクルの把握、および、
買われすぎ/売られすぎの逆張り売買のためのインディケータと
西欧では認識されているようです。
前号で詳しくご紹介したとおり、
PPO,APOは、本質的には短期EMAと長期EMAのクロスを
見るものです。
そのため、その構造の本質的な部分でトレンドに依存し、
どこが天井でどこが大底なのか、波動のサイクルは何日なのか、
などといった問いには答えてくれません。
その点に不満を持った人(Steven Achelis?)が、あくまでもオシレータとしての
天底を判定する性能に特化したインディケータとして、
DPO Detrended Price Oscillator を開発したのでしょう。
■はいはい、で、いったいどうやってトレンド性を除去するねん?そんなことが可能なのか??
この計算が独特で理解しづらく、
解説が長くなりそうなので次号でご紹介いたします。
■はいはい、でも自分で書くのは面倒くさいの~
自分で毎日プライスオシレータを計算するのは大変です。
以下の業者のチャートを使えば簡単に表示できます。
FXプライム byGMO
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5146.jpg
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
マネパ ハイパースピード
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
是非ご活用ください。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の7つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
7つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ドリームバイザー系チャート
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
高値安値に自動的に日付と値を記入してくれるので非常に便利。
おすすめです。
GMOクリック証券 FXチャートGOLD
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
フォーランド DRV分析チャート
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?foreland
【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【3】 みんなのFX、MJ (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
みんなのFX
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
MJ
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
プライスオシレータ その3 DPOの計算哲学
をご紹介いたします。
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