さて、8/30(日)に我が国の衆議院議員選挙の投開票が行われます。
日本の国政選挙は日曜日に投開票が行われ、
その翌日、月曜日早朝から、為替相場が滅茶苦茶なことになるのが通例です。
(いわゆる、未来レート乱高下祭り)
そこで、
1990年、1993年、1996年、2000年、2003年、2005年の、
各衆議院議員選挙投開票日前後の為替相場について調べてみました。
以下、どのような値動きだったか想像してみてください。
1990年2月18日 結果 与党(自民)275 野党 237
1993年7月18日 結果 与党(自民)223 野党 243 ※自民党が野党に転落
1996年10月20日 結果 与党(自民、社会民主など) 256 野党 244
2000年6月25日 結果 与党(自民、公明など) 271 野党 209
2003年11月9日 結果 与党(自民、公明など) 275 野党 194
2005年9月11日 結果 与党(自民、公明)327 野党135 ※自民党歴史的圧勝
以下、矢印は総選挙の翌日、月曜日
1990年2月18日 結果 与党(自民)275 野党 237
1993年7月18日 結果 与党(自民)223 野党 243 ※自民党が野党に転落
1996年10月20日 結果 与党(自民、社会民主など) 256 野党 244 ※自民党与党に復活
2000年6月25日 結果 与党(自民、公明など) 271 野党 209
2003年11月9日 結果 与党(自民、公明など) 275 野党 194
2005年9月11日 結果 与党(自民、公明)327 野党135 ※自民圧勝
過去六回の衆院選のドル円相場を見ると、
自民勝利→円安
自民敗北→円高
になることが多いようです。
(2003年はこれに当てはまらない)
今回の衆院選では民主党圧勝と言われており、
自民党下野が確実と言われています。
前回自民党が下野した1993年の衆院選では、
選挙あけの月曜日は若干円安で寄りついた後、
保合にはまりましたが、
その後三角保合を下方ブレイクし円高となりました。
今回はどうなるのでしょうか。
なお、前回2005年の衆院選の結果が判明した日曜日夜、
ロイターなどの各メディア、著名経済アナリストのセンセイは、
皆が皆「自民歴史的大勝で、構造改革期待で円高になる!!!」と言っていました。
しかし結果は爆裂円安になりました。
専門家のセンセイの解説は全く当てになりません。
ニュースに振り回されないようご注意ください。
以上、ご参考になりましたら幸いです。