先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第100号
羽黒法入門 その3 足型解釈理論 後半
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第99号
羽黒法入門 その2 足型解釈理論 前半
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おまけでお付けしました。
自分で言うのもなんですが、きっとお役に立てると思います。
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は
羽黒法 その2 足型解釈理論 前半
をご紹介します。
■羽黒法ってなんだっけ?
羽黒法とは、日本で開発されたローソク足の解釈理論で、
週足を主たる分析対象とし、
ローソク足を16のパターンに類型化し分析するのが特徴です。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/hagurokihon.gif
その由来については、
「羽黒山人」と称する謎の人物が北陸黒部の山中において開眼したという説、
また、修験道で有名な出羽三山の一つ、羽黒山で開眼したという説など、
いろんな説が現代に伝承されていますが、
その詳細は謎に包まれています。
ちなみに、羽黒山は、酒田五法で有名な山形県酒田市のすぐ南、鶴岡市にあり、
酒田五法と因縁が深いようです。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxj1005.JPG
※酒田五法、ローソク足入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat114/
ドル円週足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxj1004.JPG
■はいはい、で、どうやって儲けたらええねん?
羽黒法におけるローソク足分析は
基本的に16種類に類型化されていることは前号でご説明いたしました。
羽黒法 基本16型
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/hagurokihon.gif
今回は、その具体的解釈法について、
第1号線~8号線(陽線)をご紹介します。
●第1号線 上影陽線(中心線が陽線実体より上位)
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・基本戦略:
次週は小高下する可能性が高く、小幅逆張り
・次週の始値が、
→上放れた場合:動きが少ないものと見て吹き値売り※
→下放れた場合:戻りがあると見て押目買い
※相場が急騰したときの値を「吹値」(ふきね)といい、
そこで売ることを「吹値売り」といいます。
●第2号線 大陽線(陽線実体が中心線に重なる)
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・長期上昇後に示現した場合:
→次週高寄れば、売り
さらに、中心値を下回れば、追撃売り
・底値保ち合い圏で実体部が比較的短い線が出現した場合:
上昇の兆しで買い
・次週、大きく下放れた場合:
売り
・2週連続で示現した場合:
上昇力はなお強くなるとみて買い増し
・3週連続で示現した場合:
押し目買いの小幅利食い
・4週連続で示現した場合:
吹値売り
●第3号線 下影陽線(中心値が陽線実体の下位)
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・次週の始値が中心値付近の場合:
買い、小幅高
・次週の始値が中心値より高い場合:
売り
●第4号線 陽の大引け坊主 (実体部が中心線と重なる)
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・基本戦略:
強力な買い線
次週の始値で買い
●第5号線 陽の寄り付き坊主(実体部が中心線と重なる)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/hagu05.gif
・基本戦略:
強力な買い線
次週も陽線示現の可能性が高い
・次週の始値が、
→上放れず、中心値と本線の終値付近で始まる時:
強力な陽線出現の可能性が高い
●第6号線 陽の寄付き坊主(実体部が中心線と重ならない)
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・上げ相場の末期に出現した場合:
大天井示唆
・次週の始値が、
→中心線以上の場合:
上昇余地あり
→中心線以下の場合:
売り
●第7号線 陽の大引け坊主(実体部が中心線と重ならない)
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・相場の高値圏に出現した場合:
売り転換示唆
大暴落示唆
・日足で示現した場合:
強い買い線
・週足で示現した場合:
売り買い交錯で攻防の分岐点
・上昇途上に出現した場合:
深い押し目
●第8号線 陽の丸坊主
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・基本戦略:
次週成行売り
さらに、中心値を下回ってきたら、追撃売り
・週足で示現した場合:
天井反転として売り線
・日足で示現した場合:
強い買い線
以上、具体的な示唆満載で非常に面白いです。
個別株や日経225にとどまらず、
ドル円、ポンド円、ランド円等の為替でも
実際に機能しているのかどうか等、
調べてみると結構面白いです。
陰線シリーズについては次号でご紹介いたします。
■はいはい、でも自分でローソク足書くの面倒やなあ
ローソク足チャートは、ほぼ全ての業者さんのチャートで対応しています。
外為どっとコム ローソク足チャート
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as458.JPG
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
セントラル短資 ローソク足チャート
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http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
MJ ローソク足チャート
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パンタレイ証券 ローソク足チャート
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http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
マネーパートナーズ ローソク足チャート
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as462.JPG
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
GFT DealBook ローソク足チャート
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as464.JPG
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
MetaTrader 4 ローソク足チャート
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as463.JPG
http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
ここで注意すべきことは、為替の場合、24時間取引が可能なため、
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
日足の終値にするのが良いとされています。
この点、
外為どっとコム
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セントラル短資
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MJ
パンタレイ証券
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マネーパートナーズ
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は、日足の終値がニューヨーク終値なので
ローソク足確認用におすすめです。
※羽黒法は週足を対象にするものですが、
週足についてもニューヨーク金曜日の終値を週の終値にしている
上記業者が適していると思われます。
週始値については次号で詳しく検討いたします。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
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【1】 セントラル短資 ハイパーチャート(初心者から上級者まで)
ドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
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※GMOクリック証券のFXチャートGOLDも
ドリームバイザー社のチャートを採用しています。
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※外為どっとコムではドリームバイザー社のチャートが見れなくなりましたが、
新チャートFX Visionがよくできています。
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【2】 MJ、パンタレイ(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
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【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
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【4】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
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【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
羽黒法 その3 足型解釈理論 後半
をご紹介します。
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