先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第92号
ボラティリティ・システムとATR
その3 ATRボラティリティ・ストップ、ボラティリティ・ポジションサイジング
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第91号
ボラティリティ・システムとATR その2 TRとは何か
━━━[お知らせ 1]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2009年招福キャンペーン実施中
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
チャートは平均足の表示も可能
※ 新バージョンVT Trader 2.0始動!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━[お知らせ 2]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最強チャートMetaTrader 4での自動売買が可能
今だけ!クリスマスプレゼントキャンペーン実施中
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?odl
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は
ボラティリティ・システム その2 TRとは何か
をご紹介します。
■ボラティリティ・システムって何だっけ?
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0112.JPG
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0114.JPG
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0116.JPG
ボラティリティ・システムとは、
RSIやパラボリックの開発者として有名なワイルダー氏によって提唱された
テクニカル指標&売買システムパッケージで、
氏が提唱したTR(トゥルー・レンジ、真の値幅)という概念を
システムの心臓部に据えているのがその特徴です。
※ワイルダー氏
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/RSIwilder.PNG
※RSI入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/rsi/
※パラボリック入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/04/sarfx56.html
■で、TRって何やねん??
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/TR.gif
TR True Range トゥルー・レンジは、
1978年にワイルダーが提唱した概念で、
その名のとおり、「真の値幅、真のレンジ」を把握するために
考案されました。
通常、レンジというと、一日(あるいは週、月、年)の
高値安値の値幅で表されますが、
下図のように、窓を開けながら高騰した場合、
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/tr01.gif
一日の高値安値だけ見ると、たいして変動しておらず、
レンジ(ボラティリティ)を過小評価してしまうおそれがあります。
そこで、前日終値からの乖離(窓)も考慮し、
レンジ(ボラティリティ)を適切に評価するために
ワイルダーが考案したのが、
TR トゥルー・レンジです。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/tr02.gif
具体的には、
・ 当日高値-当日安値
・ 当日高値-前日終値
・ 前日終値-当日安値
のうち最大値をTRとします。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/TR.gif
要は、前日終値からの乖離も考慮しようということです。
■で、ATRって何やねん?
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxg0048.JPG
(CMS VTトレーダー2)
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxf0002.JPG
(GFT DealBook360)
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe01111.JPG
(MetaTrader 4)
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?odl
上述のTRのn日間移動平均を表すのが、
ATR アベレージ・トゥルー・レンジ
Average True Range
です。
ワイルダー自身は、TRの修正移動平均を
ボラティリティ・インデックス Volatility Index と定義し、
後述のボラティリティ・システムを構築しました。
実はATRはボラティリティ・システムよりも人気の高い
テクニカル・インディケータで、
・ストップアウトの値幅決定、
・ポジションサイジング
等に広く利用されているようです。
ATRの詳しい使い方は次号でご紹介いたします。
■そうか、でもこれ、書くのが面倒くさいのー
ボラティリティ・システムを自分で書くと大変です。
以下の業者さん提供のチャートを利用しましょう。
・セントラル短資 ボラティリティ・システム○
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
・外為どっとコム FX Vision ボラティリティ・システム○
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
・GMOクリック証券 FXチャートGOLD ボラティリティ・システム○
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
・マネーパートナーズ ハイパースピード ×
・MJ ×
・パンタレイ ×
・MetaTrader 4 ×
・GFT DealBook360 ×
・CMS VT Trader ×
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 セントラル短資 ハイパーチャート(初心者から上級者まで)
ドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
※GMOクリック証券のFXチャートGOLDも
ドリームバイザー社のチャートを採用しています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
※外為どっとコムではドリームバイザー社のチャートが見れなくなりましたが、
新チャートFX Visionがよくできています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
【2】 MJ、パンタレイ(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【4】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
ATRの具体的な使い方
をご紹介したいと思います。
───────────────────────────────────
発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
外為FX業者比較完全データベース
http://hikaku.fxtec.info/
お問い合わせ: fx@fxtechnical.net
メルマガバックナンバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
の出品・販売等は、法律により禁止されています。
───────────────────────────────────