本日は、Windows Vista上でWindows XPを動かす、無料の便利ソフトをご紹介します。
FXトレード用のソフトには、いまだにVistaでは動かないものがあったり（CMCのMarkets Proなど）、
Vista対応をうたっているのに安定して動かないもの（FXCMのTradingStation 2など）があります。
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XP専用のPCを用意したり、Vistaとデュアルブートしたりするのも手なのですが、
はっきり言って非常に非常に面倒です。
そこで、今回ご紹介するソフト（マイクロソフトVirtual PC 2007）を使えば、
Vistaに対応していないソフトウェアでも、Vista上で簡単に利用することが出来ます。
詳細は以下のとおりです。
１ ダウンロード（無料）
32BITバージョンと64BITバージョンがありますが、
お使いのVistaのバージョンを確認してから選択してください。
（普通は32ビット）
確認方法：デスクトップの「コンピュータ」を右クリック→プロパティ
※メモリは2GBを二枚刺して4GBなのですが、32ビット版Vistaだと3582MBまでしか認識されないようです。
２ インストール
ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたsetup.exeをダブルクリックして
任意の場所にインストール
３ 起動・バーチャルPCのセットアップ
Virtual PC 2007を起動して 、「新規」をクリック
４ Windows XPのインストール
４－１ 下準備 Windows XPのインストールディスクをISOイメージにしておく
ディスクのISOイメージ化にはActive@ ISO File Manager（一番簡単。14日間無料で試用可能）などを利用しましょう。
※CD Manipulator、Alcohol 52％等を利用して仮想イメージ化＋ドライブマウント→Virtual PCでマウント、
或いは、上記の処理が面倒な方は、物理的なCD-ROMのままでもOKです。
４－２ Windows XPのインストール
先ほど作成したバーチャルマシーンを起動
準備しておいたWindows XPインストールディスクのCDイメージ（ISO）をマウント
ISOイメージをマウントしたら再起動
再起動後、インストールが始まります
パーティションを作成してインストール。
完了
５ 最初にすべき設定 バーチャルマシン追加機能のインストール
初期設定のままだと、バーチャルPC内でクリックをすると、マウスポインタが外に出なくなってしまいます。
（右Altを押しながらマウスを動かすと、バーチャルPCの外に出れます。）
また、ホストPC側からファイルをドラッグ＆ドロップできず、不便です。
そこで、以下の設定をします。
操作＞バーチャルマシン追加機能のインストール
インストールが完了したら、バーチャルPCを再起動。
６ ネットワーク通信設定 イーモバイルで通信できるようにする
バーチャルPCでもイーモバイル（私の場合はEMONSTER（S11HT））で通信をしたい場合は以下の設定をします。
「設定」
EMONSTER（S11HT）をモデムにする場合は、ネットワーク＞アダプタを「共有ネットワーク」に。
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７ その他設定 共有フォルダなど
共有フォルダ設定は、バーチャルPCを起動した状態で「設定」をクリックします。
なかなか便利です。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。