2007/05/10 20:00 (GMT 11:00)
BOE政策金利
結果 5.50% 【予想通り】
予想 5.50% 
現行 5.25%

 2007/05/10 20:45  (GMT11:45)
ECB政策金利
結果 3.75% 【予想通り】
予想 3.75% 
現行 3.75%

21:30頃から (GMT 12:30)
トリシェECB総裁 コメント
「物価安定に向け「強い警戒」が必要だ」
「ECB主要金利は穏やか。」
「金融政策は引き続き緩和気味。」
「適切な時期に断固たる行動をとることが妥当。」
「最近のデータは景気回復が着実で幅広いことを裏付けている。」
「マネーや信用の伸びは力強く、流動性は潤沢。」
「中期的なインフレリスクは上振れ。」
「インフレ率は低下し,年末に2%前後に上昇も。」
「ユーロ圏の経済成長見通しは良好。」
「世界景気は減速しつつあるが、依然力強い。」
「予想以上の賃金動向は上方のインフレリスクをもたらす可能性がある。 」

どちらかというとタカ派的コメント。

さて、この結果で市場はどのように動いたのでしょうか。


ユーロドル

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ドル円

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ポンドドル

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昨晩は、久しぶりに大相場でした。

 

別にサプライズの悪材料でも何でもないのに、

ユーロ、ポンドが売り込まれました。

むしろポンドは「利上げ」という、どちらかというと好材料だったのですが、大暴落しました。

 

ECBが介入の準備中とかいう出所不明の噂をきっかけに

欧州通貨ロングポジションを閉じる動きが広がったと、もっともらしく言われています。

しかし本当のところは、当然ながら誰にもわかりません。

いずれにせよ、私はユーロドル1.3655で売っていて儲かってるから理由はどうでもいいです。

テクニカル的にも欧州通貨売りが妥当でした。

 

ドル円120.09買いは120.11で薄利撤退です。

円がらみは、円安バブル崩壊のチャンスをじっと待ちたいと思います。

円安バブルが崩壊すると、クロス円は軽く数十円規模で暴落すると見ています。