ふと見た未来レートが大変なことになっています。
http://www.forex-markets.com/quotes.htm
よく見てみると、
EURUSD 1.3051、
EURJPY 151.79
となっています。
ちなみにNY金曜日の終値は、
EURUSD 1.3201
EURJPY 153.63
です。(外為どっとコム)
■そもそも「未来レート」とは何か
中東のイスラム教諸国では、土日は休日ではありません。
そのため、中東では土日も為替市場が開いており、この中東市場での需給が「未来レート」として示現していると言われています。
全く無根拠のクウォートというわけではありません。
現実に、今年4月24日から示現した、前代未聞の3週連続ドル円窓明け(2006年初夏の円高祭り)では、 きっちり日曜日に未来レートで円高が示現し、伝説となりました。
上記のレートを見る限りでは、中東でユーロの巨大な売り玉が持ち込まれたのでしょうか。
となると、ドル円では↑に作用します。
ただ、極めて流動性の低い市場でのクウォートなので、ある程度の流動性・需給が回復するウェリントン、 東京市場でもこの値が維持されるかは、100%はわかりません。
さて、月曜はどうなることやら。