■今週の超重要指標
Tue. 12/05
11:00pm CAD Interest Rate Statement BOC政策金利
Wed. 12/06
0:00am USD ISM Non-Manufacturing Index
ISM非製造業景況指数
9:30am AUD GDP q/q
Thu. 12/07
5:00am NZD Interest Rate Statement RBNZ政策金利
9:30am AUD Employment Change オーストラリア雇用統計
9:00pm GBP Interest Rate Statement BOE政策金利
9:45pm EUR ECB政策金利
10:30pm EUR ECB
President Trichet Speaks ECB総裁トリシェ発言(ウルトラ重要)
Fri. 12/08
10:30pm USD Nonfarm
Employment Change 米雇用統計(超ウルトラ重要)
ネタ元:Forex Calendar
■相場観
相場観は、ドル売り維持。
今週は、各国政策金利の発表があります。
中でも重要なのが、BOE政策金利、ECB政策金利、そしてそのあとのトリシェ発言です。
欧州政策金利相場の特徴として、マーケットはECB政策金利自体には反応せず、おもしろいことにトリシェ発言で乱高下します。
特に爆弾発言とも思えない内容でも、なぜか乱高下します。
(乱高下のあと、いろんな後講釈がネット上を駆けめぐりますが、あまり気にしてもしょうがないでしょう。)
このところ、欧州通貨はすさまじい狂騰で、ポンド/ドルに至っては1992年9月以来の高値2.0110に迫っています。
ちなみに1992年の大相場では、ポン様は、最高値を示現したその週から突然暴落。
二週間で、2.0110→1.7220まで狂ったように暴落しました。
その差なんと、2890pips!
ドル円でいえば、30円近く暴落した感じです。
これが伝説の1992年ポンド危機です。
ジョージ・ソロスを盟主とするヘッジファンド軍団(売り方)とイングランド銀行(買い方)が戦い、 ソロスらがポンド売りで大勝利したという凄まじい話です。
■円相場
ユーロ円、ポンド円をはじめとするクロス円も現在凄まじい高値で、これが落ち始めると、 とんでもないことになるだろうなと思っています。
ちなみに、↓は、去年12月のドル円日足なのですが、見事に12/8あたりから暴落を開始しています。
その後、12/14(HIA期日前日)に狂落しました。
ドル円だけでなく、クロス円が全て崩壊しました。
これが伝説の、「2005年冬の円高祭り」です。
■ボーナスと円相場
12/8(木曜日)付近に何があったか?
言わずもがなですが、日本のボーナス支給です。(12/9(金曜日))
これがどういうことを意味するのか、賢明な皆様ならおわかりでしょう。
今年も同様の流れが示現するのでは?と思っております。
今年の冬ボーナス支給は12/8(金曜日)に集中するとのこと。
冬のボーナスで外貨預金、欧州通貨、オセアニア通貨買いを検討している方は、ご注意ください。