北朝鮮の核実験が成功し、にわかにきな臭くなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。北朝鮮は第二のナチスとなり、歴史は繰り返すのでしょうか。

ドル円は堅調な動きを続けています。

テクニカル分析の定石ですが、ブレイクしたテクニカルポイントは、今度はサポートとして機能します。

どういうメカニズムかというと、下の図のとおりです。


■レジスタンス→サポートモデル

 サポート、レジスタンス

【1】前回の高値ライン、トレンドラインなど、抵抗線を想定

【2】抵抗線の内側には、売り注文が集中

【3】売り注文を置くと同時に、抵抗線の外側に、

 a.抜けた場合に備えて損切りのストップ注文(損切りとは要するに反対売買なので、この場合は買い注文)、

 b.ドテン倍返しの注文(1万ドルの売りポジションを持っていたら、2万ドルの買い注文)

のような注文が置かれることが多い。

【4】抵抗線をブレイクして、これらの注文が約定すると、連鎖的に反応。ババババッっと買い注文が約定することになる。→噴き上げ

【5】今度は、抵抗線で売る人がいない。損切りが約定してしまったから。

【6】今度は、損切りを余儀なくされて手持ちの玉がない人たちが、抵抗ラインの上で買うことになる。→サポート(支持線)になる。

この市場メカニズムを利用したのが、タートルズのブレイクアウト戦略(20/40日ブレイクアウト)です。

(ただ、この戦略を逆手にとって、無理矢理抵抗線を抜けてストップをつけさせて(=高値で掴ませて)から折り返す動きも多々ありますので、絶対ではありません。いわゆる「ストップ狩り」です。この場合、ローソク足のヒゲになることが多いです。)

今のドル円で言えば、118ミドルが強力なサポートになります。

 WS000053

今後のドル円の成長が楽しみです。

 

さて、当ブログで管理しております、外為FX業者比較完全データベースですが、

いつの間にか10万アクセスを達成しておりました。

皆様のおかげさまです。ありがとうございます。

今後も皆様のお役に立てるように、データベースのより一層の充実に努めてまいります。

今後とも、ご愛顧いただければ幸いです。

九拝