おはようございます。
↓の写真のとおり、昨晩は
前代未聞の無茶苦茶な相場だった。
ロイター等によれば、「スノー米財務長官更迭の噂」「スノー米財務長官がドル安を支持するコメントを発表したとの噂」で、 ユーロドルが高騰したらしい。
ほんまかいな。
無茶苦茶なこじつけだ。
人間は「理由」を求めることによって安心する動物なので、
ロイターもお客のためになんか理由をこじつけるしかなかったのだろう。
彼らもそれが仕事なのでしょうがない。
まあ、市場が保合を抜ける理由を求めていたということもあり、
スノー更迭の「噂」に乗じて買方が猛烈に買い上がったということなのか。
或いは、売り買い膠着して莫大なエネルギーが溜まっていたところに、
奇妙な噂が点火の役割を果たして、暴発したのか。
それにしても、破格の暴騰だった。
わけのわからん「噂」だけでレジスタンスを一撃で破壊するとは。
結局、単純に市場は上に行きたかったから行った、という話だ。
その証拠に、噂が否定されてパニックが収まっても、
値は元の位置には戻らず、ユーロドルはまんまと1.21に定着してしまった。
買方の完全勝利。
確か去年もドル円で、人民元切り上げの「噂」とやらで70銭ほど円高になったことがあったように記憶しているが、
為替変動を支配しているのは、ファンダメンタルズでも、テクニカルでもなく、
本質的には人間の「こころ」なのだということを再認識した。
私のドル円9万ドルロング@117.35は、朝起きると117.45で利益確定ストップされていた。
今日は年度末。さて、ジンクス通り大きく円高にふれるか、大変興味深い。
参考:http://fxtec.seesaa.net/article/15665522.html
重要指標も目白押しなので、気をつけたい。