昨日遂にLDの上場廃止が決定されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060313-00000114-rtp-biz
東証がライブドアとLDマーケティング上場廃止決定
東証は13日、ライブドア(マザーズ) <4753> およびライブドアマーケティング(マザーズ) <4759> 株式の上場廃止を決定した。3月14日から4月13日まで整理ポストに割当て、4月14日に上場廃止とする。
この件について東証が20時45分から、またライブドアが22時から会見を行う予定。(T.N)
[ラジオNIKKEI2006年03月13日]
初投稿で書いたとおり、
私はLDの株主です。
88円で現物10株記念購入です。
(なんだ面白くねーな、という声が聞こえて来そうですが。)
去年春に300円台で5000株仕込んで、11月に500円台で売りましたが、
それなりに儲けさせていただいた銘柄です。
同社は当時は夢にあふれていました。
ライブドアとは何だったのでしょうか。
曰く、「詐欺師集団」、「拝金主義者集団」等々、いろいろと叩かれていますが、
「ポスト・バブル(バブル後)」の「失われた10年」を生きた20代後半〜30代の、
「おいしいところを持って行った世代」に対する抗いそのものだったかもしれません。
しかし、結局は叩きつぶされました。
今回のLD事件は、結局のところ、
「国家にとって好ましくないものが潰された」
という図式で認識しています。
要するに、堀江氏の著書とかでの発言が、社会的に非常にまずかった。
「サラリーマンは、現代の奴隷」
「人間を動かすのは金。人の心はお金で買える」
ちょっと、仮に真実だとしても、
言ってはいけないことを言いすぎたように思います。
資本家は、沈黙して表に出てこないのが一番賢いのです。
しかし、おそらく堀江氏は、それを百も承知で発言されていたのではないか。
堀江氏のやったことは、そんなに悪いことだったのでしょうか?
利益を完全にでっち上げたならともかく、
現金はちゃんとバランスシート上には存在していた訳です。
クロに近いグレーという感じですが、
要するに、何が何でも潰したかったということでしょう。
親友の弁護士に聞いた話では、
刑事事件での検察のやり方は、それはもう無理矢理そのものです。
どう見ても幇助の事案とかでも、無理矢理共同正犯にするそうです。
(当然事案の具体的内容は聞いていません。)
基本的に私は、なんらかの社会的な配慮から、
堀江さんは罪人に仕立て上げられたものと考えています。
彼はあまりにも本当のことを言い過ぎました。
それに対して口封じ的に
社会的制裁が加えられるのも、しょうがないんでしょうな。
LDは伝説になると思っています。
破産とか100%減資はしないようなので、株券が届いたら大切に保管しようと思います。
6月に開催されると言われている臨時株主総会と、
12月の株主総会には必ず出席するつもりです。