常に 早すぎるほど利食え

マックス・ギュンター(著) 林 康史(訳)
『マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール』
第二の公理「強欲について」より


利食いについては、古今東西、大変な数の相場格言があります。

 利食い千人力

 利は七、八分

 利食いして破産した相場師はいない

 利食いは器量

 利食い迷わば 半分仕舞え

 頭としっぽはくれてやれ

 バラを切るごとく売るべし

 天井売れず底買えず

 利食い急ぐな、損急げ

 利食腰強く引かれ腰は弱く

 損切りは早く、利は伸ばせ

多くの大先達が血を流して検証し、
そのなかで生き残った格言たちです。

こういう相場格言を拝読すると、多くの人の血と汗と涙が目に浮かんで、
目頭が熱くなります。

言うまでもなく、利食い戦略は、
我々投機家にとって、最大のテーマです。

いろんなブログをみても、それぞれ戦略が違います。

本日ご紹介した「チューリッヒの公理 その2」は、
「利食い千人力」タイプの格言です。

「利を伸ばすことは、破滅につながる。
利を伸ばすという行為自体が、強欲の顕現なのだ。
過剰な強欲は、身を滅ぼす。」
という意味も裏に含まれているように思います。

さて、難しいところですが、
流動性の極めて高い為替では、売り逃げできないという事態が
あまり考えられません。

「早すぎるほど利食え」というのは、
不動産や商品・株などの低流動性商品で、
売り逃げられず破滅した人たちの屍のうえに
作り上げた格言のように思われます。

ほぼ完璧な流動性をもつ為替、
しかもインターネットで1ポイント刻みで逆指値がおける現代においては、
早すぎる利食いはうまいやり方ではないような気がします。

現実的な案として、一定程度利を抜いたら(利を確保するのは当然重要)、
あとはトレイリングストップがいいのではないかと考えています。

問題は、具体的実際的に「一定程度」とはどの程度をいうのか、
どのようにトレイルを仕掛けるかですが、
それは今後検証していくしかないですね。


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(クリックすると拡大されます。
その画像を一旦PCに保存してから見ると、きれいに見れます)
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AUDNZDは同時線を示現しつつあります。
同時線は、相場の迷いを表すとされてます。

今の状況では、↓へ反転の可能性が高いと考えています。
BB(ボリンジャーバンド)+2σ(しぐま)突破を試すような動きだと、
撤退を検討します。


3−8 一目.JPG
現在注目しているのはドル円で、三角持ち合いを形成し、
一目の雲の上で滞空しています。

このまま上トレンドに抜ける可能性があるので要注意です。
↓のとおり、珍しく順張りで仕掛けてみます。笑
poji 3-8-2.JPG
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