先日購入したジム・ロジャーズ氏の来日公演DVD
の感想。




私はジム・ロジャーズ氏が好きである。

世の中には、家の中であぐらをかいて、自分自身では外に出もしないのに、
口先だけで外の世界について論じる人が多い。
FXその他リスク投資を身銭を切って自分自身ではやりもしないのに、
アレはこうなる、と偉そうに論じるセンセイも多い。

だが、彼らが語ることは、リンゴを食べたことがない人がリンゴの味について語るのと同じで、空論・戯論でしかない。


一方、ロジャーズ氏は、自分自身で足を動かし、血を流す人だ。
口先だけではない。
それゆえに、彼の何気ない発言のなかにも、真実が宿っている。

上記DVDの詳細な内容を書くことは控えるが、
インドに関しては、ロジャーズ氏と全く同じ意見だ。

私は学生の時インドを一ヶ月放浪した。
バックパッカーというやつだ。
カルカッタのマザーハウスでボランティアをさせて頂いたり、
ヴァナラシでガンガーに入って沐浴したり、
ムンバイで拉致されかけたり、
アンジュナビーチでヌーディストの西洋人達と一緒に
アラビア海の荘厳な日没を眺めたりした。

その旅の結論の一つが、
この国は、先進国にはなれないということだ。

というわけで、インド株はやらないことにしている。